火曜日のテーマは『失敗の本質』についてです。
『失敗の本質』(日本軍の組織論的研究)と言う本は初版は1984年(昭和59年5月にダイヤモンド社より刊行され1991年(平成3年)に中公文庫で文庫本として再刊されたものですので読まれた方も多いのではないでしょうか。
今回改めて失敗の本質というテーマで取り上げるのは以前(病気前)では『失敗の本質』という本の内容を紹介と各章ごとの読後感を記していましたが、今回からは『失敗の本質』という本に捉われず失敗の本質とはということに迫ってみることにしました。
とは言え『失敗の本質』と言う本の内容は大東亜戦争史上の失敗に示された日本軍の組織特性を探求し日本軍はなぜ負けたのか、を具体的事例として取り上げている本です。
東京都知事の小池百合子氏が2016年9月23日の記者会見で座右の書として『失敗の本質』を挙げ注目されていましたので読まないまでも本の名前ぐらいは知っている方も多いでしょう。
先の解散総選挙では希望の党を立ち上げたものの小池氏の政権奪取の夢はかないませんでした。
座右の書としている『失敗の本質』に学んでいた小池百合子氏は何を間違ったのでしょうか、失敗の本質とは私なりに言えば「戦略の不在」そのものだったのではないでしょうか。
では戦略とは何なのか、戦史や軍隊に限らず企業においても戦略という言葉が使われることが多いですが何か分かっているようで戦略って何と聞かれると答えるのが難しい感じは拭いきれません。
一般的に戦略は、一般的には特定の目的を達成するために、長期的視野と複合思考で力や資源を総合的に運用する技術・科学である。
とされていますが、私はこれに自分が由って立つ基盤が何なのか、そして由って立つ基盤の共有(この指とまれ)が重要ではないだろうか、と考えています。
この先については次回に考えます。