イノベーティブな能力ということで、前回1月12日は関連づける力、質問力、観察力、人脈力という五つとして実験力が抜けていましたが今回は、その実験力ということについてです。

 

実験力というと専門的な研究に携わっている学者や技術者を思い浮かべますが、イノベーティブな企業の経営者は実験を不可欠なものとしているとされています。

では、その実験ということで具体的なケースを考えていて、先日1月16日の日経新聞の記事が具体的なケースになるのでは、ということで紹介いたします。

 

自動車のライドシェア(相乗り)サービスを展開するnotteco(ノッテコ、東京・品川、東祐太朗社長)は北海道北部の天塩町で住民の協力を得た実証実験を4月をめどに始める。

目的地が同じ人同士をマッチングし、住民の車に相乗りできるようにする。

稚内市までの交通手段をつくり利便性を高める。

 

同社はウェブサイト「ノッテコ」を運営し、出発地や目的地を基にドライバーと乗客をマッチングしている。

東京都から名古屋市といった、比較的長距離の相乗りが専門。

乗客はドライバーに高速代とガソリン代の実費を支払う。

 

天塩町から住民が買い物や病院に通う稚内市までの距離は約70㌔。バスや電車といった直通の公共交通はない。

インターネットを使い慣れていない高齢者向けに、実験時は電話での利用受け付けも検討している。

 

という記事ですが、イノベーティブな実験力ということでは分かり易いのではないでしょうか。

実験力とは、言い換えれば仮説を立て検証することであり、その繰り返しによって新たな発見につながることもあれば、成果が得られない場合の方が多いのかも知れませんが、実験に取り組むこと自体がイノベーティブであると言えるのではないでしょうか。