昨日に引き続いてブログ目的と曜日毎のテーマの関連性について今日は火曜日ですので“失敗の本質”ということで考えてみました。

「失敗の本質」―日本軍の組織論的研究として6名の研究家により1991(平成3)年に出版されたもので、日本軍の「戦い方」「負け方」に焦点をあて大東亜戦争における諸作戦の失敗を、組織としての日本軍の失敗ととらえ直し、これを現代の組織にとっての教訓、あるいは反面教師として活用することが、本書の最も大きなねらいとされています。

このような視点で書かれた「失敗の本質」という本を各章ごと、戦局の展開を左右した各作戦ごとに読み進めながらの読後感をテーマとして書いているものですが、テーマとしては月曜日の“昭和の戦争”における日本軍の戦い方を具体的に見ていくことで日本軍という組織の特性を検証していくものと言えます。

ブログで何が出来るか、を問うことが外知恵をカタチにしていくものとすれば、“失敗の本質”から浮かび上がってくる日本軍が大東亜戦争で露呈した失敗、具体的には危機的状況(不確実性が高く不安定かつ流動的な状況)において組織原理として有効に機能しなかったことを検証していくことでもあると思っています。

それは作戦目的の曖昧さ明確な戦略観の欠如などであり、このことは日本軍の組織原理が継承された現代日本の組織が危機が生じたときに大東亜戦争で日本軍が露呈した組織的欠陥を再び表面化させないという保証はない、とされていることは現代の日本が置かれた状況を示唆しているものではないでしょうか。

課題先進国と言われる現代日本において求められるものとは、当に「失敗の本質」が問いかけるものと重なるものでもあるように感じられ、それゆえに失敗から得られる知恵が求められると思います。