生活者目線または生活者発想とは何なのか、ということを考えていてふとテレビ東京のWBSで取り上げられた「不満買い取りセンター」のことを思い出したことを前回6月13日に書かせていただきました。

それにしても不満を買い取るという発想がユニークですし、その不満がどのようなものになっていくのか、を考えると面白いものですね。

そこで不満買い取りセンターのホームページから企業理念を見ると次のように記されていました。
世の中の不満をたくさん集めて、より多くの企業・団体に提供し、商品・サービス作りに役立てていただくことによって、より良い世の中の実現に貢献します。
とされていました。

確かに不満とまでいかなくても物足りなさを感じることって日常的に結構あるもので、そういうところに目をつけて企業や団体に提供するという視点は不満の解決手段やサービスがビジネスになっている多くのケースからも的を得たものと言えるように思います。

ただ、不満を売った方は買い取りセンターで買ってくれた時点で、その不満がどのようなものになっていくのか、ということを見届けることが出来るのでしょうか。
日常に感じているものを不満というカタチにした以上、その行方を確かめたいという気持ちもあるのではないでしょうか、不満というものは人それぞれであり、その不満に対するものも当然に人それぞれの思いも違って来るようにも思います。

不満を集めるというカタチもあれば生活者の不満や思いというものの見方や捉え方によっては、人それぞれのカタチという活かし方もあるのでは、という気がしないでもありません。
人それぞれの思いを活かすカタチが、生活者一人ひとりが主役になれる仕組みにつながるように思われてなりません。

不満買い取りというビジネスを聞いて、なるほどと感じるものがあると同時に視点の置きかたによっては生活者の潜在的なニーズを汲み上げることも出来るように感じた次第です。

今日は以上です。