昨日に続いて日経新聞の1月1日の特集記事「ヒットを創れ」を価値創造という観点として2月10日
、2月14日
、昨日3月8日
と紹介・引用して来ました。
今日は掲載記事の最終分を紹介・引用いたします。
以下、1月1日の日経新聞、特集記事「ヒットを創れ」より
食べるラー油にシリコーン製のキッチン用品、香りの強い衣料用柔軟剤――。
光文社の月刊女性誌「マート」から新しい売れ筋商品が次々生まれている。
仕掛け人が04年の創刊から編集長を務める大給近憲(おぎゅう・ちかのり、50)だ。
「カリスマと付録には頼らない」が信条。
強みは「生活を楽しむ知恵と工夫が詰まった」2800人の読者会員組織だ。
会員から送られる膨大な「私のお気に入り」の雑貨や食品から気になる商品をアンケート。
「私ならこう使う」「こんな楽しみ方もある」と会員たちが楽しむ技を誌面で披露し合う。
「手を伸ばしたい憧れではなく、手をつないでいる人との共感が連鎖的な消費を生んでいく」と分析する。
今の主婦世代はバブル後、生活のバランスを崩す多くの先輩を冷静に観察してきたとみる。
それゆえ「背伸びをしない絶妙の『そこそこ感』が大切」というわけだ。
大給はファッション誌が長く、同社の「CLASSY」の編集に16年携わった。
主婦を見る目を培ったのは00年から籍を置いた「女性自身」だ。
「読者の興味は節約術だけなのか」と疑問を感じた。
生活を楽しむアイデアをと、ビーズでアクセサリーなどを手作りする特集を企画、関連書籍は250万部以上売れた。
その際「主婦の素直な言葉や普通の感覚が重要」と痛感。
雑誌に多い「カリスマ読者」はいつの間にか求められる消費者像を演じてしまい、想定内のことしか生まれないとみるからだ。
「主婦は生活の中で毎日プレゼンテーションを繰り返している。
商品の価値を掘り出すプロ」。
彼女たちの「普通」をつないだ先に新たなヒットがあると確信している。
上記は1月1日の日経新聞、特集記事「ヒットを創れ」より掲載記事を引用いたしました。
主婦目線の“価値創造とは何か”を月刊女性誌の編集長が当に主婦という生活者の知恵と工夫を活かしながらヒットを模索している姿が目に浮かぶようです。
価値創造と知恵の強いつながりを感じました。
1月1日の日経新聞、特集記事「ヒットを創れ」は今回紹介分で終りですが今後もいろんなケースから“価値創造”ということを取り上げて行く予定です。
今日は以上です。