今回から新しくテーマを一つ追加いたしました。
昨日
のブログを書いていて気付いたのですが、「外知恵」というものを直感的に誰でもがイメージしてもらうには価値創造をより具体的に知ってもらうことが必要だと感じました。
そこで今日は日経新聞のお正月特集「ヒットを創れ」の記事が価値創造ということに深く関係していますので“焦点”という囲み記事を紹介・引用いたします。
以下、日経新聞1月1日の特集「ヒットを創れ」から
日本の消費が縮んでいる。
みずほコーポレート銀行によると小売市場は世界で約10兆㌦。
日本は米国に次ぎその1割強を占め、豊かな消費者を抱えてきた。
しかし人口減と長引くデフレの影響は深刻さを増す。
日本の総人口は既に減少傾向にあり、消費の単位となる世帯数も15年からマイナスに転じる見通しだ。
三菱UFJリサーチ&コンサルティングによると30~50歳代の勤労者世帯の消費支出は00年ごろをピークに低下傾向。
家計調査をもとにした試算では「消費支出総額は20年まで毎年4000億円前後のペースで減っていく」。
一方で大量出店により店舗数は過剰。
生き残りをかけた低価格競争が小売店の体力を奪う。
例えばスーパーマーケット。
95年に1平方㍍当り100万円を超えた売上高は09年には55万円とほぼ半減している。
では縮む市場で「売れる商品」が出ないのかといえば、そうではない。
日経MJが毎年選ぶ「ヒット商品番付」をみると規模や期間には波があるものの、消費不況の砂漠の中でも金鉱脈に触れた企業はヒットの果実を手にしている。
パイ自体が縮んでいるのは確かだが、それでもまだ日本の消費には厚みがある。
週末の大型商業施設。
かってに比べ客足が遠のき閑散とする施設も少なくない。
その一方でネット通販業界からは「平日の売上高が過去最高を更新しつづけている」という声も聞こえてくる。
買い物は家族や友人とゆっくり週末に――。
そんな常識も変わりつつある。
消費が盛り上がる師走の12月。
家計調査をもとにした試算では09年に平日(月~金曜日)1日の消費支出額の平均が週末(土・日曜日)の1日を逆転。
10年もその流れは続いたもようだ。
少子高齢化に産業構造の変化と働き方の多様化、生活のあらゆる場面へのネットの浸透。
取り巻く環境の変化に対応し、消費者の行動はとらえどころなく移ろうようにみえる。
顧客に最も近いパートさんを生かして顧客に潜む需要を掘り当てたり、見知らぬ読者を誌面で結びつけ消費の連鎖を後押ししてブームを巻き起こしたり、料理をする楽しさで人をつなぎ買い物のきっかけにしたり――。
知恵と工夫次第で掘り起こすことができるヒットの金鉱脈はまだまだ眠っている。
単なる安さにはひかれなくなった消費者に、価値を伝える売れるしかけ作りをできるかが問われる。
上記は日経新聞1月1日の特集「ヒットを創れ」の囲み記事“焦点”より引用いたしました。
来週は知恵と工夫を生かしたケースを見ていきます。
今日は以上です。