佐藤可士和氏の本を読み始めて漸く第六節まで来ましたが、今までの内容に比べると今回の第六節、記憶の検索エンジン――気になるタグを付けるは急に難しくなった様に感じました。


この節の記憶の検索エンジン――気になるタグを付けるは自分が感じたイメージを如何に最適なタグを付けて脳に記憶するかということがポイントです。

そしてこの最適なタグの付け方で視点というモノの見方が出て来るというものです。


先ずタグというのはよく聞きますし、ブログなどでもブログ記事に付けるジャンルやカテゴリーということであり、このブログでいえばテーマということになるのでしょう。


ただ、この本で言うタグ付けという場合は記憶に付ける付加情報ということから自分が感じたイメージをどういうタグ(言葉)で記憶しながら生活者の視点クリエイターとしての視点が必要という部分が難しく感じたところだと思っています。


生活者の視点とは、その言葉通りに普通に暮らしていて感じる見方ですが、クリエイターとしての見方とは抽象的なことを具体化させるためにいろんな角度から見て感じ取るということになるのでしょう。


タグ=モノの見方、ということでいろんな切り口でイメージの引き出しを増やしておくというのが著者の言いたいところだと思います。


著者の仕事から化粧液の容器デザインを従来のポンプ式からトリガー式を採用し成功した例を挙げられていますが、洗練されたデザインの消火器を見た印象を「クロムメッキ」というタグで記憶していたことが容器デザインの新たなイメージに役立ったと書かれています。


タグというモノの見方の引き出しを出来るだけたくさん持っているか、ということに尽きるということであり、好き嫌いについてもタグを付けてみると捉え方によっては嫌いなものでも好きに変わることもある様です。


「タグの数だけモノの見方がある」ということが、この第六節の主旨だと言うことでしょう。


今日は以上です。