前回、7月2日に「脳に悪い7つの習慣」の4つ目の“常に効率を考えている”の読後感を書かせていただきました。

今回は5つ目のやりたくないのに、我慢して勉強するの読後感を綴ってみることにいたしました。


先ずなぜ我慢して勉強することがいけないのか、ということですが脳に入ってくる情報にレッテルを貼っていることが影響しているとのことです。

プラスのレッテルを貼っている場合は自分にとってうれしいと判断された情報は思考する過程に入る段階で、情報が強くインプットされるということからも我慢して勉強しても記憶され難いということです。


しかし、人間の脳というのは本当によく出来ているものですね、記憶ということについても、その良し悪しを話題にすることはあっても記憶の種類などについて調べることなどはありませんが「作業記憶」「体験記憶(エピソード記憶)」「学習記憶」「運動記憶」の4種類があるのですね。


気づいたものや聞いたものなど脳が受け取った情報は、すべて作業記憶となるのですが長く記憶しておく必要のない情報は脳がパンクしないよう重要でないと判断されると短時間で消え、長く脳に残る重要な情報とは作業記憶以外の記憶「考えるしくみ」が働くことを必要とするものです。


理解され思考されることによって記憶が生まれる、ということは記憶に思考が必要であり物事をしっかり記憶するための必要な条件が冒頭に挙げたプラスのレッテルを貼ることが有効ということになります。


だからこそマイナスのレッテルとして「おもしろくない」「嫌いだ」「役に立たない」と思っていると記憶するのが難しくなるということです。

「自分からプラスイメージを描かなければ記憶力は高まらない」ということは主体的に取り組むことが記憶に深く残ることにつながるのですね。


記憶ということで誰でも経験から感じているのは、いろんな情報を重ねてイメージとして記憶していることがあるのではないでしょうか。

これは重ねる情報が多ければ多いほど記憶はより強く正確なものになるということです。


人の名前を覚えるのであれば名前だけでなくその人に付帯した情報を合わせることによって忘れ難くするなどは普段は“脳の記憶のしくみ”などを考えず必要に迫られてこういう工夫をしていることってあるものですが、専門家に解り易く説明されるとナルホドと納得出来るものです。


そして記憶についても「だいたい覚えた」ではなく、完璧を期さなければいけないということで中途半端は脳の働きを阻害するということです。


「完璧」かどうかは人にきちんと説明出来るか3日経っても覚えたことを言えるかを判断基準にする、と言うことですが脳にとって重要でない情報は3~4日で消えることからすればコレは参考になるチェック方法と言えると思います。


また人間の体験記憶は非常に強力で体験記憶にもとづいて物事を判断する傾向があるとのことですが一度でも嫌な体験をすれば避けようとさせ、成功したことには何度も従おうとさせるものということです。


成功体験に縛られるという落とし穴もあるとのことですが日本経済の現状もこの落とし穴に嵌っていると感じられなくもありませんが、体験記憶から離れることで独創的な思考を発揮し新たな経済社会モデル創出につながるかも知れません。


このやりたくないのに我慢して勉強するという章は読み易い割には考えさせられる部分があって「完璧」に覚えた状態ではないだけに読後感もバラツキ気味となってしまいました。


もう一度読み返す必要がある様にも感じています。

今日は以上です。