今週は23日から昨日までネットを活用した顧客参加型の商品開発ということを取り上げてきました。


そしてその具体的事例として良品計画の「くらしの良品研究所」と良品計画の商品を一昨日と昨日に亘ってみてきましたが、このネット活用顧客参加型の商品開発というキーワードに興味を持ちましたのは新聞で目にしたことがキッカケでした。


こういう経緯からどの新聞でいつの記事だったかを調べてみると2月7日の日経MJのコラム底流を読むの掲載記事でした。


この2月7日の“底流を読む”の掲載記事には顧客参加型の商品開発の事例として化粧品のドクターシーラボの事例も掲載されていましたので今日はこの掲載記事を紹介・引用いたします。


以下、2月7日の日経MJ“底流を読む”より


化粧品のネット通販が主力のドクターシーラボも、2007年夏に顧客同士のコミュニケーション広場であるコミュニティーサイトを開設し、08年に同サイト内で顧客に「希望するサプリメント(栄養補助食品)」を質問した。


バラ、ブルーベリー、ビフィズス菌(乳酸菌の一種)、消臭系の4つのサプリメントを提示し、どれが最も欲しいか?

そう聞いたところ、いろんな意見が交錯した。

「それでどの程度体臭が消えるか?」「国産でないと心配じゃないか」「美肌効果はどのくらいだろう」……。


議論が進むにつれ、あまり関心のなかった人からも「ニンニク臭に勝つにはどれが一番だろう」といった書き込みが入り、徐々に中身が絞られて行く。


バラサプリに人気が集まった時点でシーラボ側が製品化し、サンプルをモニターに配布、それをもとに商品化し発売したところ、「使ったらゲップのにおいがバラになった」「私も試したい」といった声がウェブで広がり、ヒットしたという。


顧客参加型ということが親しみを生み、その情報が短時間に広範囲に広がるのがネットの強みだ。

オフィスにモニターを集めて討議する場合よりも迅速で低コストで高効率。


企業側は商品部、宣伝部、品質保証部、お客様室などの担当者が自分の机の画面で顧客の要望や顧客同士の議論を見ることができ、部間を横ぐしにした社内会議も効率化する。


成熟社会のもと、商品開発は消費者目線に立ったユーザーインの発想の重要性が増している。

その際、ネット活用の手腕は今まで以上に大きなカギとなろう。

                                  (編集委員 井本省吾)


上記は2月7日の日経MJ“底流を読む”より掲載記事の一部を引用いたしました。


顧客参加型の商品開発というキーワードを考える上でネット活用ウェイトが高まっていることが、この記事から読み取れると感じました。


今回は以上です。