このところ新聞や雑誌をチェック出来ていませんでしたが昨日面白い記事を見つけました。
読まれた方もおられると思いますが、1月8日の日経MJ紙の“石鍋仁美のマーケティングの「非・常識」”というコラムです。
時代の空気を読むということで非常に示唆に富む、と思われますので記事の一部を引用・紹介したいと思います。
以下、日経MJの石鍋仁美のマーケティングの「非・常識」より引用
世相やトレンドを観測する手掛かりの1つが雑誌の特集や見出しだ。
しかし論壇誌やカルチャー誌の休廃刊などもあり、毎月多数刊行される新書群やブログ論壇が時代の気分をすくう役回りを肩代わりし始めたと言われる。
最近の新書などから読み取れる2010年の空気は何か。
香山リカ氏「しがみつかない生き方」(幻冬舎新書)と内田樹氏「日本辺境論」(新潮新書)が売れている。
前者の副題は「『ふつうの幸せ』を手に入れる10のルール」。
自慢競争をやめ、お金にしがみつかず、仕事に夢を求めるなと説く。
ここ2年ほど「ふつうの幸せ」を手にできない人が増えたと著者はみる。
日本人は自国を「辺境」と位置づけ心理的安定を確保してきたと説くのは内田氏だ。
心の奥に、世界の標準や先導役を「望んではならない」という意識がある。
ならば「とことん辺境で行こう」と内田氏は呼びかける。
ずばり「下り坂社会を生きる」(宝島社新書)との本も登場した。
宗教学者の島田裕己氏と元大蔵官僚、小幡績氏の対談本。
政治、経済、教育と「日本は、いまやすべての面で下り坂を迎えている」。
単純な悲観論ではない。
高みにいる証拠であり、蓄積を生かし下り坂の走り方を見つける好機だという。
後退しながら維持する「欝(うつ)の経済」や「下山の哲学」の必要を「人間の覚悟」(新潮新書)で語る作家、五木寛之氏。
経営者らに「後退戦を戦うには(中略)やるべきことを点検し、組織の最低の生存ラインを確保せよ」と「経済成長という病」(講談社現代新書)で助言するリナックスカフェ社長の平川克己氏。
いずれもここ1年内外での出版。
こうしたトーンが支持されるのが今だ。
新書ではないが、人気ブロガーで経済学者の池田信夫氏は「希望を捨てる勇気」(ダイヤモンド社)で、日本経済は「長い下り坂が始まる」と表現した。
元文部官僚の寺脇研氏は、日本が頂上を越え、それぞれの目指す雲が「坂の上」ではなく眼下に広がる「下り坂の局面」に対応したのが「ゆとり教育だった」と記者に語った。
上記は日経MJの石鍋仁美のマーケティングの「非・常識」より記事の一部を引用いたしました。
この様に今読まれている本を見てみますと日本に将来がない様に思われますが、今までの考え方からどういう方向転換をするのが最適なのか、こういう記事を読むと本当に考えさせられますね。
今日は以上です。