最近、結構よく耳にする言葉に「下取り」があります。


昨今の不況を反映して先ず今手持ちの品物を引き取った上で新しい商品を売ると言う意識があるものと思われます。


確かに不況といっても昔と違ってモノ不足という訳でなくモノ余りという現実を踏まえた上での取り組みが「下取り」サービスというカタチになって商品販売の現場で表れている様に思います。


マーケティング雑誌I.m.press2009-10にこの「下取り」に関する記事が掲載されていましたので紹介・引用させていただきます。

以下、マーケティング雑誌I.m.press2009-10より引用いたしました。


片付けは買い物の始まり? 

下取りセールに見る消費マインドの掘り起こし


□「下取りサービス」に集まる注目


景気後退で生活者の節約志向が強まっている。

そこで真っ先に倹約の対象になりそうな衣料品分野で、最近「下取り」に注目が集まっている。


衣料、家財、眼鏡…どの家にも「量」として十分なモノがあり、デザインや新しい機能さえ要求しなければ生活用品に事欠く家庭はまれだろう。

むしろ、モノがあふれて困っているのが、現代日本の家庭風景だ。


それなら、新しいモノを販売するときに、以前使っていたモノを買い取り、生活者の購入資金の足しにしてもらえれば、消費の後押しになる。

それが下取りセールだ。


2008年末、(株)イトーヨーカ堂(以下、ヨーカドー)が全国の店舗で衣類など5品目を対象に「現金下取りセール」を始めて以来、百貨店などにこの動きが波及している。


ヨーカドーのセールでは、衣料品の売り上げが昨年同期の2倍にもなった上、「衣料品以外の品物も下取りして欲しい」という生活者の声に応え、対象を60品目に増やしてセールの回数を重ねている。


□中古品のリサイクル、援助物資にも


この種のセールの特徴は、商品を通常価格で販売しつつ、下取りによって値下げ効果を出すことである。

こうして店が得た中古品は、リサイクル市場に回したり、NPOを通じて発展途上国への援助物資にするなど、各社ともゴミにならないように工夫を重ねている。


上記はマーケティング雑誌I.m.press2009-10より引用いたしました。


この後の掲載記事については明日に続けます。



以上です。