昨日のブログで週刊東洋経済に掲載されたBNPパリバ証券経済調査本部長の河野龍太郎氏の「経済を見る眼」を紹介させていただきました。
このブログを見られた方で何もこんな厳しい時期に改めて念押しするように今後の日本の見通しについて“日本は長期停滞期に突入した”と言わなくてもと感じられた方も結構おられたのではないでしょうか。
確かに見方によれば、ある意味、改めての念押しかも知れません。
ただ、米国発の金融危機が実体経済に波及し世界的な不況に巻き込まれたのは事実でありますが、ではなぜこの影響で長期停滞期に突入しなければならないのかということに関しては昨日のブログでの紹介記事にありますように、国内に新たな成長分野が見つからないということが一番大きな原因であります。
国内に新たな成長分野が出てくれば、間違いなくこの不況から脱却することができ現下の経済構造を変革し克服することは可能だと考えます。
ではどういう成長分野があるのかということですが、少し前を考えればITが注目され期待もされましたが結局、目先のお金儲けの道具に利用され、いつの間にかITバブルということで破裂してしまいました。
国内に新たな成長分野を模索することは喫緊の課題であることは言うまでもありませんがソーシャルビジネスという観点からムハマド・ユヌス氏のグラミン銀行におけるマイクロ・クレジットのような取り組みをモデルとして考えなければ、また単に目先のオカネだけを追うITバブルの轍を踏みかねません。
生活者視点のビジネスの創出はモデルとしてのソーシャルビジネスであり、社会的にも国内需要の喚起ということからもビジネス理念の形成が先ずは求められるべきと考えています。
以上です。