昨日に引き続いて外知恵のカタチを考えます。
今までは、専門家を探し、見つけて相談し、有益な情報を得る一例としてオールアバウトの専門家プロファイルやQ&Aサイトの一問一答形式でのOK Waveなどを見てきました。
確かにこういったカタチでの知恵の活用というものは今後も根強く続いて行くものと思っています。
しかし、「知恵の活用のカタチ」としては、これで充分だと言えるのでしょうか?
知恵を借りる、とか知恵を出す、と言うことが昔から言われている様に「悩みごと」や「困りごと」に対して、その解決に必要な手段を適切な方法で提供してもらうなり、有益な情報を提供してもらうことは当事者当人にとっては問題解決に役立つことは言うまでもありませんし、大切なことであります。
ただ、知恵の活用といったものは本来もっと社会的なニーズに対して活用されるべき価値のあるモノではないでしょうか。
今、世界的な経済危機の真っ最中にありながら、その解決や出口が模索されている現状において何らかの専門家はもちろん、ごく普通の生活を営んでいる人々においても、その経験や生活上において会得した知恵やノウハウといったものは誰もが何らかのカタチで持っているものです。
こういった知恵やノウハウを私は「外知恵」というコトバで呼んでいますが、今のこの時期こそ「外知恵活用」の効果的なカタチがもっと考えられてもと思っています。
それがオープン・イノベーションとして企業の新事業創出につながったり、新商品やサービスを生み出し経済的に直接、貢献し得るものと考えます。
また、この様なオープンでフラットな「知」の活用は一企業や私企業の領域に留まらず、社会事業への扉を開く可能性をも有しています。
あのムハマド・ユヌス氏のグラミン銀行創設によるマイクロクレジットを活用したバングラディシュにおける貧困対策としての社会事業のカタチにつながれば、外知恵活用のカタチとしては最高のカタチを創り上げたということになるでしょう。
次回は企業現場の取り組みをみていきたいと思います。