昨日の日経平均株価は今年に入っての最大の上げ幅で+378.93円8061.07円となりました。


日本の株価指標である日経平均株価が上がることは良いことです、が為替がユーロや米ドルに対して円安に振れたことによることと下げ幅に対する自律反発ゾーンに入っていたことによることも影響している様に思います。



世界的な経済危機と言われる中で日本は比較的に欧米諸国に比べその被害が重くないという様な見方をされることもあります。

しかし、もう今の現状では欧米諸国の経済危機がそのまま日本企業の業績に反映され日本を代表する大手企業が軒並み下方修正、減益、赤字を余儀なくされているのを目の当たりにしますともはや世界経済の危機ど真ん中に位置している様です。


一時的に為替が円安に振れて株高が現出する様なことでは本当の意味での危機克服にメドが立ったということではもちろんない訳で素直に受け取れるものではありません。


そもそも外需、輸出で保っていた日本の経済構造がサブプライムを震源とする金融不安の影響で信用収縮から欧米の実体経済に波及し消費減退を招き自動車やデジタル関連商品の売れ行きに直接的な影響を与えており、この落ち込みが一時的なものではないことは大手企業の経営幹部もこれを認めざるを得ない状況に追い込まれています。


この日本だけでなく、中国や韓国も輸出に頼って為替差益で経済成長を目指した国や金融バブルを演出して自国経済を牽引してきた国々は例外なくその経済モデルの見直しを迫られています


一時的な為替の円安効果で株価の上昇を是とした見方をしていては、いつまで経ってもこの危機を克服することは出来ません。


今こそ日本がアジアの先陣を切って本当の意味での危機克服に向けた財政出動による内需刺激策を持って世界経済危機の出口を探らなければなりません


今日は昨日の株価反騰でさも経済危機が遠のいた様な論調を見て思わず素人意見を書いてしまいました。