この間、日経産業新聞を見ていてナルホドという様な記事を目にしました。

最近、不況のせいでワークシェアリングという言葉を良く聞きますが、そのシェアリングが意外なところで広がってきているようです。


今日は1月14日の日経産業新聞に掲載された流行ウオッチングというコラム記事を紹介させてもらおうと思います。

参考になれば幸いです。


以下、掲載記事


所有にもう価値はない?


顧客の価値観は、物を持つことに価値を感じた「所有価値」の時代から、物の使い方に価値を見いだす「使用価値」の時代へと転換しつつある。


急速に広がりつつあるのが「シェアリング(共有)」システムだ。

一つの物をみんなで使うレンタルや共同所有のシステムである。


高級ブランドのバッグなどをレンタルするホームページ「Cariru(カリル)」が注目されている。

100万円もするエルメスのバーキンなどもあり、1週間3万9800円だが、予約待ちの状態という。


これは節約とか倹約といった、経済の視点で見ると間違えるだろう。

物は使うとき価値を発揮すればいいだけで、使わないときも持ち続けることは本来あまり意味がない。

要はタイムリー価値なのである。


物の時代から情報の時代へと価値転換を果たした若い世代はシェアリングシステムのほうに次々と乗り換えていくに違いない。


欧米で盛んになりつつある、クルマを共同使用するカーシェアリングシステムも、いよいよ日本で始まろうとしている。

カーシェアリングサービスを提供するオリックス自動車では、会員数が前年比の3倍近くで推移しているそうである。


欧米ではオフィスのシェアリングなども試みられている。

ドイツでは東ベルリンの郵便局跡にクリエーターが集まるビューロー・ゲマインシャフト(共同事務所)がある。

気の合うクリエーターの会員制で、建物内には音楽やカメラのスタジオもある。


ドイツでは若者の間で、親元を離れ、一つのアパートをシェアするヴォーン・ゲマインシャフト(共同生活)が普通だそうだ。

日本でもマンションなどを共同使用するシェアハウスなどの人気が高まりつつある。


売ることが買わせることだった販売手法もこれからは見直す必要がある。

使っていただき、その代価を支払っていただくシェアリングサービスの時代に突入した。(ジャパンライフデザインシステムズ社長 谷口正和)



以上です。