去年、2008年はビジネス書にスポットが当てられた一年でもあったと私自身は感じています。
ビジネス書と言ってもどんな本がどんな観点から人気を集めたか、までは当然知る由もありませんが、去年の12月に日経産業新聞に今年(2008年)の売れ筋ビジネス書なるものが掲載されていました。
解説記事を読むだけで何か見えてくるものがある様に思いますので紹介させていただきます。
以下、掲載記事
2008年に売れたビジネス書は読書法や勉強法など自己啓発に関する本が多数を占めた。
国際金融危機を機にした世界的な景気後退で、個人も仕事でよりスキルアップを求められたことが背景にあるようだ。
年末年始の休日はゆっくり読書ができる機会。
東京都内の書店に今年(2008年)の売れ筋を振り返ってもらい、年末年始におすすめのビジネス書をあげてもらった。
多くのビジネスパーソンが手に取り、購入したビジネス書の今年(2008年)の特徴は、自分のスキルアップに役立つ効果的な勉強法を解説したり、役に立つ読書術を提案したりする本だ。
「本当に頭がよくなる1分間勉強法」(中経出版)や「ごく普通の人でも難関資格に受かる非常識勉強法!」(すばる舎)、『READING HACKS!―超アウトプット生産のための「読む」技術と習慣』(東洋経済新報社)などが人気を呼んだ。
「史上最強の人生戦略マニュアル」(きこ書房)のように人生の生き方自体をテーマに据えた戦略本もヒットした。
紀伊国屋書店新宿本店のビジネス書コーナーを担当する水上紗央里・第三課係長によると、「二十―三十歳代のビジネスパーソンを中心に売れ行きが伸びた」という。
景気の先行きが不透明になっていることを反映して「2009年日本はこうなる」(東洋経済新報社)のような将来予測本もビジネスパーソンの関心が集まった。
一方、世界的に株価が低迷していることもあり、投資に関する本はピークだったニ、三年前から緩やかな減少傾向が今年(2008年)も続いた。
今後も経済情勢が一層厳しくなることが予想される。
さまざまな経営指標を読み解き、分析することが求められる時代に水上係長が推奨する分野が財務・会計関連だ。
『ビジネスマンのための「数字力」養成講座―これで、もっともっと見えてくる』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)や「有価証券報告書を使った決算書速読術」(阪急コミュニケーションズ)などは「自分の付加価値を高めていく上で有効な一冊になるかもしれない」と話す。
今年のビジネス書市場では、著名人が書いた本が注目を集めたことも特徴だ。
公認会計士で経済評論家でもある勝間和代氏は「効率が10倍アップする新・知的生産術」(ダイヤモンド社)や『勝間式「利益の方程式」』(東洋経済新報社)など、執筆した本の多くがベストセラーとなった。
丸善丸の内本店でビジネス書コーナーも統括する宮野源太郎・和書グループ一般書売場長補佐は「勝間氏に対する支持はビジネスパーソンの間に幅広く浸透していた」と分析する。
明日に続けます。