今日は、今ブームというか人気があるビジネス書とビジネス書評いうものについて私なりに考えて見たいと思っています。
先週もある大型書店を覗いたのですが、いわゆるビジネス書の類が結構目に付きました。今、なぜビジネス書なのか、という感じがあってこのブログで取り上げる気になりました。
アメブロのブロガーの皆さんの中にもビジネス書を読まれている方は多いのではと思いますがビジネス書に何を求めておられるのか、何を期待して読んでおられるのでしょうか。
私はもちろんビジネス書を否定するつもりはありませんし、それどころか自分の蒙を啓き、自分の思考を高めるなら大いに歓迎するところです。
しかし、ビジネス書とセットで使われている「成功する云々」と言う言葉には正直言って、あまり良い印象は持てません。
成功するということは何でしょうか、私の偏見かも知れませんが成功と言う言葉を使うことによって何かビジネス書というものに本来のモノとは別の意図がある様に感じられてなりません。
ビジネスの目的と成功とは何か、と言う問いかけが欠落したハウツー書がいかにも流行のトレンドであるような風潮にはどうしても私は馴染むことが出来ません。
特にビジネス書評と言うのがビジネス書とは別な世界をつくりあげてしまっていることを危惧しています。
「○○術」とか「○○する方法」と言う題名の本は昔のハウツーモノでしかない様なイメージを持つのは私だけでしょうか。
ビジネス書の領域はどこからどこまでを言うのでしょうか、小説も捉え方一つでビジネス書にもなり得るものであり、その分野を特定するのは難しいと考えます。
ビジネス書はそのほとんどが米国MBAの流れを汲むモノであることに少し奇異な感じがしています。
と言うのも、今、世界中で起こっている金融危機、経済不安の本家本元が米国であることには誰もが異論のないところだと思いますが、このブーム、現象はどういうことなのでしょう。
米国流のビジネスが見直しを迫られているのに、そのビジネス手法を学ぼうという考えが私にはよく解りません。
ただ、企業もそこに働くビジネスマンも見えざる不安、危機に対応しようという気持ちが強く働いていることの表れとも思えます。
そこに目を付けたのかどうか解りませんがビジネス書評や成功するビジネス書というのが出てきてビジネスマンにとってはビジネス書がある種の精神安定剤の役割をはたしているのかも知れません。
本当に成功するビジネス書であれば、今一番この種の本を必要としているのは米自動車ビッグ3の経営者達であり、金融企業関係者ではないでしょうか。
私が天邪鬼のせいかも知れませんがこういう不安や危機感に便乗したビジネス書やビジネス書評と、いうやり方には共感出来ません。
もちろん、これらのビジネス書とビジネス書評が本当にそれだけの価値があるなら現状を改善するウェーブを起こすだろうと思いますが、いかがでしょうか。
以上です。