日経産業新聞に毎週火曜日に掲載されている「萩原雅之の深読み・先読み」と言うコラムがありますが11月25日に掲載された“BNS、中高年にもメリット”はビジネス・ネットワークというものを考えるにあたって参考になると思いますので紹介させていただきます。
昨日の前半部分の続きです。前半部分はコチラ を見て下さい。
今日はこのコラムの後半部分です。
萩原雅之の深読み・先読み
肩書意識の強い日本の中高年ビジネスマンは既存の匿名SNSに関心がないように見える。
ネットコミュニティでは「誰であるかは重要ではない、何を話すかがすべて」といわれるが、商談やパートナー探しにはやはり社名や肩書きも判断材料になる。
実名BNSなら名刺を判断のよりどころにする中高年に受け入れられる可能性がある。
リアルの知人、友人関係の再現という性格が強い日本のSNSと異なり、フェイスブックなど海外のSNSは新しいビジネス人脈を作るための支援機能が充実している。
日本の中高年ビジネスマンも異業種交流会への参加などは昔から活発だし、人脈作りへの関心も低くない。
SNSが使われないのは、その需要に応える仕組みを日本のSNSがまだ備えていないからという見方もできる。
日本のBNSでは「SBI Business」が数万人の登録を集めている。
ユニークなのは登録者の名前がグーグルなどで検索された時にプロフィールページを上位表示させる点だ。
今後、誰かのことを知りたければまず検索、という行動が一般化するだろう。
あなたの名前が検索されたときに、あなた自身が管理する公式プロフィール情報が上位表示されるのはメリットが大きい。
リンクトインも同じ機能を持っており、私の名前をグーグルで検索してみたら、リンクトインのプロフィールページが5番目に登場した。
BNSはあなたの名前のSEO(検索エンジン最適化)対策とも言える。
話をCUに戻そう。現在の登録者は約5000人。
ただ現在の参加者はネット業界に偏っており、ソニー、トヨタで検索しても該当者はゼロだった。
大企業のビジネスマンが参加してこそ価値も高まる。まずは登録することから始めてはどうだろう。
以上です。
※はぎはら・まさし
ネットレイティングス代表取締役社長。
マクロミルネットリサーチ総合研究所所長。
日経リサーチ、リクルートリサーチを経て1999年より現職。
日本世論調査協会会員。参加者5000人のインターネットサーベイ・メーリングリスト管理人として知られる。