昨日の続きで日経産業新聞に掲載されたフィンランド・カルタについてティーズ・スキル教育技術研究所の諸葛正弥代表に聞くを紹介させていただきます。


今日は27日、28日に続いて「フィンランド・カルタ」思考法の最終回です。


以下、本文


「持ち寄り」有効


カルタを作る時は大勢で相談ぜずに、担当者などがそれぞれ行うのが原則。

各人が作った後で持ち寄って会議をすると、「人によって発想が違うことがわかり、自分が考えもしなかった思わぬ発見があることも多い」(諸葛氏)


諸葛氏は、就職活動を行う学生がこうしたカルタを作ることも勧める。


まず自分自身を中心におき、自分の武器、苦手なこと、やりたいことなどを線でつなげていく。

同時に「なぜそれが武器なのか」などをそれぞれ、三つずつ書き出す。続いて、就職希望先の企業について特徴をカルタ化する。


なぜ自分がその企業に就職したいのか、就職した場合自分はどんなことができるのか、などが整理され、面接の時には大いに役立つはず、と諸葛氏は強調する。


企業からみると今の学生は、話が通じない、何を聞いても「別に」とか「何となく」といった言葉しか返ってこない、というイメージがある。フィンランド・カルタは企業と学生のコミュニケーションを図る上でも有効というわけだ。


慣れてくれば、実際にカルタを書かなくても、頭の中で枝を伸ばして考えれば同様の効果がある。

カルタ以外にも、たとえば「納豆」をキーワードに一分間即興でスピーチしたり、「石油」「割りばし」「お使い」といった関連性の少ない三つの言葉を使って最も短い文を作ったりすることも、一つのキーワードから視点を広げる練習になるそうだ。



以上です。