今日は以前、日経産業新聞に掲載されたコミュニケーション力を高めるための効果的なスキル「フィンランド・カルタ」の掲載記事を紹介したいと思います。


以下、本文


顧客に新商品をどう売り込むか、価値観の違う上司をどんな風に説得するか――。

ビジネスパーソンには共通する大きな課題だ。

コミュニケーション力を高めるために効果的な方法は何か。


「フィンランド・カルタ」と呼ばれる手法を企業の新入社員研修などで紹介している、ティーズスキル教育技術研究所の諸葛正弥代表に聞いた。


「フィンランド・カルタ」思考法


コミュニケーション力の前提となるのは、自分の考えを整理すると同時に、できるだけ視野を広げて相手の立場を理解すること。諸葛氏はそのために、フィンランドの小学校の授業などで用いられている「カルタ」作りを提案する。


視野を広げる


頭の中で思ったことはそれだけではあやふやなまま終わってしまう場合も多い。

カルタはあるキーワードから、関連する言葉を実際に書いていくことで視覚化し、問題点を明らかにして視野や発想を広げていく狙いだ。


例えば「春」という言葉から思いつく言葉を、数を制限せずに書き出し枝状につなげていく。

「桜」「散歩」「季節」を連想して書いたら、そこから連想する言葉を順々につなげる。季節から「気温」「温暖化」「フルーツ」、桜からは「花見」といった風に発展させる。


ここで重要なのは単なる連想ゲームではなく、「なぜその言葉がつながるのか、説得力のある理由を三つ考える習慣を持つこと」(諸葛氏)。


たとえば「好きな果物」で「ミカン」を連想するのであれば、なぜという答えを「甘くてさわやか」「値段が比較的安い」「ビタミンCが豊富」など三つ考える。


何となくとか、昔から好きだったからとかではなく、他人が納得できる理由を挙げることで、自分の思考を相手の視点に立って説明できる



今日はここまでにして明日に続けます。