今日は昨日、書いた小阪裕司の感性マーケティング「多彩な感性情報で動機づける」の続きを書く予定でしたが、市場の連鎖安で予定を変更して市場関連のテーマとタイトルにさせていただきました。
昨日16日、またも15日のニューヨーク市場で733㌦8㌣安の8577㌦91㌣で取引を終えました。
これを受けた16日の東京市場はブラックマンデー以来の下落率でマイナス1089.02円で日経平均は8458.45円と9000円台を再び割り込みました。
先週のG7以後の世界各国の迅速な金融危機に対する資本注入などの行動で底割れは回避した様子でしたが、やはり実体経済に対する懸念というよりも景気後退が企業業績に波及し、世界的な株安に連鎖してきた感があります。
以下は昨日の日経夕刊から引用
15日のバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長はこの日の講演で「全般的な景気回復には時間がかかる」と発言。
主要七カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議以降、大手金融機関への公的資金注入や銀行間取引への政府保証など金融安定化策が相次いで決まったが、景気下支えについての即効性は薄いとの認識を示した。
以上
ついこの間までは破滅の淵を覗きに行ったわけですが、これからまた覗きに行く破目になるかも知れませんし、運悪く破滅の淵に落ち込んでしまうことも悲観的に見ればあるかも分かりません。
ただ、この局面では乱高下は必至であると見ておいて先ず間違いないと思います。
景気の見通しについては昨日の日経朝刊で参考になる記事が掲載されていました。
景気の「谷」占う試金石
モノの在庫が急に増えてきた。経済産業省が十五日発表した八月の鉱工業出荷に対する在庫の比率を示す在庫率指数(2005年=100)は109.0となり、前月比7.7%上昇。
02年3月以来、6年5カ月ぶりの高い水準となった。
中略
在庫率は株価と同様、景気の先行きを占う先行指標。
通常は、景気が後退局面から回復局面に転じる境目となる「谷」よりも、在庫率の「山」がニ・四半期程度先行するといわれる。
在庫率はどこまで上昇し、景気の転換点を占う「山」をつけるのか。手掛かりは前回(00年11月―02年1月)と、前々回(1997年6月―99年1月)の景気後退局面。
いずれの局面でも在庫率は120前後まで上昇して「山」をつけ、その後で反落した。
過去の在庫率上昇パターンと重ねると、足元の水準からあと三・四半期から四・四半期程度は上昇する余地がある。
仮に在庫率の「山」が09年4―6月期になれば、景気回復に転じるのはそこからニ・四半期後の09年10―12月期以降との予測も成り立つ。
となっています。