今日はネット活用を少し視点を変えて産直品のネット市場を運営しているケースを紹介させていただきます。
この記事は週間ダイヤモンド9/27号の儲かる会社の「グーグル化」大革命で掲載された記事です。
以下、本文
築地活用で産直品を全国へ BtoBの食材ネット市場
全国から食材が集まる東京・築地市場。
逆に地方の卸売市場は、小子高齢化の影響で販売力が落ち、あらゆるものが築地に集まる傾向が強まっている。
そんななか、地方の旅館や外食産業などが、全国の名産品を安く仕入れることができる食材のネット市場が、この九月に誕生する。
運営するのはうまいもんドットコム。
ニ〇〇一年のの創業以来、BtoCの食材販売サイトを手がけてきた。産直品のみならず、築地市場に集まる商品も販売。独特な市場流通のノウハウも蓄積してきた。
新サイトの特徴は、商品をいったん、築地に集めて発送すること。
築地向けなら、全国どこからでも定期便が走っている。一品ずつ産直で発送すればコストが高くつくが、一度築地に集約することで、配送料が安くすむ。
この“ウェブ市場”を活用すれば、たとえば山に囲まれた長野県の旅館でも、東北沿岸の新鮮な魚介類を提供することができる。
産地側にも朗報だ。アジやサバなど、定番品を揃えたがるスーパーにサワラは売れない。いまだに電話やファックスで売り先を探す築地の仲卸は、定番品以外を売る力が弱いのだ。
その結果、「困りもの」と呼ばれ、格安で加工品に回される食材がたくさんある。
しかし、メールを利用して全国に購買を呼びかければ、比較にならないほど多くの買い手にアプローチできる。
ウェブ活用が遅れている一次産品の世界にも、確実にIT化の波は押し寄せている。
以上です。