今日は皆さんもご存知だと思いますがオールアバウトに関する記事が6月4日、日経産業新聞に掲載されたものを紹介したいと思います。


昨日、一昨日に紹介させていただいた専門家関係の関連として参考にしてもらえたら幸いです。


点検 ネットビジネス


お金や法律、家造りなど様々な分野の専門家が消費者の相談に乗るオールアバウトのサービス「プロファイル」が急成長している。

消費者同士が知恵を出しあう「質問回答サイト」が増えるなかで、より信頼できる回答や自分に合う専門家を探す消費者のニーズをつかんでいる。


「プロファイル」が一般的な質問回答サイトと異なるのは、回答者がその分野のプロであるということだけではない。サイト上に利用者が投げかける「公開質問」に対し、「我こそは」という専門家が回答するのはあくまでもサービスの半分。


「回答がきっかけとなり、実際の仕事(の依頼)につながる(専門家と消費者の)マッチングが本当の狙い」とプロファイル事業部の松井竜太郎事業部長は話す。


専門家と消費者つなぐ


「住宅」「マネー」「法律」「医療・健康」など七分野の専門家数は2005年11月のサービス開始以来、順調に増え、3月末時点で767人。情報サイト「オールアバウト」のガイド数(459人)を大きく上回る。


専門家を探す手段は、紙の電話帳やネットの検索サービスなどいろいろある。

「プロファイル」が持つ強みは、「専門家一人ひとりの『人となり』がわかること」だと松井氏はいう。各専門家はサイト内に与えられた自分のページでコラムを書いたり、公開質問に回答したりする。

「電話帳や検索サービスで探す場合、地理的な近さや価格が優先されがちだが、プロファイルでは『ちょっと遠いけど、この人に頼んでみたい』というケースが少なくない」(松井氏)


質問回答サイト全般の人気を追い風に、1年半ほど前から利用者数や閲覧件数が急増。3月の利用者数は72万人と、1年前に比べて3倍となった。

プロファイル事業の収益源は専門家から受け取る初期費用約10万円と平均月額2万円の「出店料」のみで、消費者はサイト内のすべてのサービスを無料で利用できる。08年1―3月期には期間損益で始めて黒字に転換。09年3月期は通期で黒字化を見込む。


課題はこのサービスの生命線である専門家のさらなる拡充だ。09年3月末までに千人に増やす計画だが、初期費用負担の大きい現行の登録システムだけでは限界がある登録料をタダにするかわりに、仕事が1件決まるたびにオールアバウトに手数料を支払う成功報酬型の登録システムの導入は避けて通れないだろう


定量的な効果測定の仕組みの整備も急務だ。現状では専門家が「プロファイル」を通じて実際にどれぐらいの仕事を獲得できたかを追跡し、数字で把握する仕組みがない。専門家はもちろん、消費者の継続利用を促す上でも、説得力のある指標づくり欠かせない


編集型広告を含む主力のネット広告事業が伸び悩むなかで、新たな成長の柱としてプロファイル事業への期待は大きい。「あそこに行けば、あらゆる分野の専門家がいるといわれる専門家版『楽天市場』をつくる」(松井氏)という目標を実現するためにも、専門家、消費者双方のニーズにきめ細かく対応する柔軟性とバランス感覚が問われそうだ。(小川義也)


以上です。


専門家を外知恵、外部経営資源として活用する私の考え方については改めて書く予定にしています。