今日は先月28日に日経産業新聞に掲載されたネット利用者の調査結果を紹介させていただきます。


登録9割、目的は「買・遊」


ネット通販やソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)、ブログ(日記風の簡易型ホームページ)など、ネット上で無料の会員制サービスが普及している。「ネット千人調査」では、パソコンの会員制サイトに無料登録している人が94%に達した


その多くはショッピングや旅行関係が占める。 二ケタのサイトに登録する利用者も多く、パスワード管理や安全性の確保への留意が課題となりそうだ。


無料登録の会員になった理由では「会員にならないと利用できない」「割引など、会員の特典がある」などの回答が多い。 個人情報などの登録作業は面倒でも、必要な情報を得るために登録に踏み切っているようだ。


無料登録しているサービスの種類を尋ねたところ、最も多かったのはショッピングサイト59.9%複数のサイトに登録する人も37.2%に達した。 ネット利用者多くのサイトを回遊しながら、品定めする様子が見て取れる


ショッピングに次いで多かったのは、銀行が運営するサイトと、プレゼントなどが当たる懸賞サイト。 いずれも半数近くが会員になっていた。


有料登録しているサイトではオークションの利用者が多く、登録者のうち3割を占めた。 無料会員に出品や入札の制限を設けるケースが多いためとみられる


ただ、そのほかの分野では有料登録者が1割に満たないサービスがほとんど。

全体でも有料登録している人は23.2%にとどまる。


有料サイトが多い携帯向けサービスでも、有料登録しているサイトがない人が51.2%と半数を超えた。 背景には「ネットサービスは無料」との意識があるようだ。


無料登録サイトが普及するにつれ、利用の際に使うIDやパスワードの管理も煩雑になる。 今回の調査でも、無料登録しているサイト数が「11個以上」と答える人は44.6%に達した。 一人で数多くのサイトに登録している人は多い。


IDなど使い回し多く


利用するIDとパスワードの数で最も多かったのは「2-3個」で53.7%

7割以上の人が同じIDやパスワードを複数サイトで使い回している。 その管理方法を複数回答で聞いたところ、55.4%がIDやパスワードを「暗記している」と答えた。

だが「手帳などの紙に書き留めている」「パソコンに保存してい」とセキュリティー面で感心できない回答も3-4割に上った


最近、一つのIDで複数サイトのサービスを利用できる技術規格「Open( オープン)ID」の運用が日本でも本格化し始めた。 ID管理に悩む利用にとって朗報だ。


もっとも運営者の個人情報管理に対する疑心暗鬼の念はいまだ根強い。

会員登録する際に入力する個人情報は「必須の項目しか入力しない」という回答は7割を超えた。


ID管理に盲点はあるものの、ネット利用者の自衛意識はそれなりに高いようだ。


以上です。


※日経産業新聞とヤフーバリューインサイト「C-NEWS」の共同調査。

20代以上のネット利用者を対象に3月21日ー23日に実施し、千人から回答を得た。 男女比は半々