最近、宮部みゆき著『R.P.G.』を読んだ(*^▽^*)


この作者の小説は大好きo(^▽^)o


『龍は眠る』とか『模倣犯』とか・・・


この作品はそれほど長くもないミステリーで

一気に読むことが出来た(^-^)


内容は・・・まぁいろいろネタばれすると

面白くないので控えるけど

その中で、ちょっと心に残った部分を上げます♪



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あたしたち、みんな寂しいの。


現実の生活の中じゃ、

どうやっても本当の自分を

わかってもらうことができなくて、


自分でも本当の自分が

どこにいるかわかんなくなっちゃって、

孤独なのよ。


心のつながりが欲しい。


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これは作中で

ネット上の擬似家族をやっていた人の一人が

もらしていたセリフ


たかが小説と侮ることなかれ!


本当に本筋を離れてすごく共感した(TωT)


いまブログをしている

私の心境に、これに近いものが

たしかにある


私もそうだけど

ネット上で親しくさせてもらっている人は

たくさんいて

それはまるで現実の人間関係のようで

私は非常に楽しんでいる


ブログ

ネトゲ

掲示板、etc


いろんな媒体があって

いろんな人が交流している


たかがネット上の話なんてことは

絶対にいえないと思う


だってこれだって

一つのコミュニティなのだから


そういうものを大事にする

わたしたちの心のうちは


「寂しい」

「自分をわかってもらいたい」


だと思う


それはだれもが持つ当たり前の感情

それを満たすための媒体が

私の場合はネット上の関係だったりする


境遇としてはそうそう違わない登場人物に

わたしは非常に共感したし

それを描く宮部みゆきさんはすごいと思った