最近、いい事がありました！ 益々！ 自分もシルクロードも頑張っていかんとな・・・・
と、こう思ってるわけですがね・・・・・
いい事・喜びは、２倍・３倍に受け止めて感謝し！
悪いことや、苦しい事があったら、智恵をもって、 軽くやりすごす事が出来たなら
心しだいで、 この世を、極楽と感じる事もできるのではないかと思います！
この世に生きていて苦がない！ なんていう人はいないでしょうが・・・・
以前読んだ本で、カーン！！と心を打たれた話があったので、紹介します
天国と地獄のお話です・・・・ 聞いてください・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
昔、ある人が 天国と地獄を一度は見てみたいものだと思い
閻魔大王の配下である 倶生神（ぐしょうじん） という神様に願い出たそうです
その神さまは、
「では、天国と地獄の口元だけ、見せることにしよう」
と答え、 天国と地獄を、見せてもらえる様になりました
まず、地獄につれて行ってもらうと そこには、食堂とおぼしき所があり、
立派な食卓の上には沢山のご馳走が並べられていました・・・・・・・
「 あの世も この世も あまり変わらないんだな・・・ 」
「 地獄にも素晴らしい、ご馳走があるのだな・・・」
と思って見ていると・・・・
ゾロゾロ
ゾロゾロ
と餓鬼道や、地獄へ落ちた人達が入ってきました
見ると、皆 骨と皮ばかりに痩せた 恐ろしい形相をした人たちです
その餓鬼達が、 ご馳走を食べようと、 お箸をとると・・・・・・・
ギュイーン！
と、そのお箸は、たちまち３尺の長さに伸びてしまい
どうしても目の前に並べられた ご馳走を自分の口に運ぶ事が出来ないのでした・・
・・・・
・・・・
彼は、次に、極楽の食堂に連れて行ってもらいました。
そこは、地獄の食堂とそっくりで、やはり立派な食卓に、ご馳走が用意されていました
ただ違うのは、 はじめから３尺のお箸が並べられている事だけです
「地獄も天国も たいして変わらないのだな・・・・・」
そう思っていると
ゾロゾロ
ゾロゾロ
と、天国に住む人たちが大勢入ってきましたが、
地獄の住民とは違い、 皆にこやかな様子です
「どうやって食事をするのだろうか？」
興味深くみていると・・・・・・・・・・
天国の住人は、 その長いお箸で、 ご馳走をつまむと、
自分の口に運ぶのではなく 向かい合っている相手の口へ、
その相手の意のままに、ご馳走を入れてあげているのでした
そして、相手もまた、自分の望み通リにしてくれていました・・・・・
それはそれは、楽しい食事風景であり 幸福に満ちたものであったそうです。
そこで、その人は
「地獄も 極楽も 違うのは、そこにいる人間の心なのだ・・・・・・」
「やはり極楽に住む人は 人の為に生きている人なのだ・・・・・」
と、得心したそうです
この話からも分るように、地獄も天国は特殊な二つの世界があるのでなく
その人達の心ひとつ・・・ 思いひとつ・・・・
人がどうなっても自分だけの 自分我の我は 餓鬼の世界に通じる道ではないでしょうか・・
逆に まず人の為に・・・・・ のちに自らの為に・・・・・ との思いと行動が、
その自分我の心を 打ち破る 智恵ではないかと思います。
そして天国と地獄が、そこに住む人の心ひとつで、あるのなら
心がけ次第で この世を 天国へする事も出来るのではないでしょうか
逆に地獄へも・・・・・・・ コワッ
昔は、子供に この様な話を聞かせてくれる人が 沢山いたんだと思います・・・
がばいばぁーちゃんの話とか・・・ あれも智恵ですよね・・・ 生きる智恵・・・・・・
自分の事は自分でしなさい・・・・ 人のせいにしてはいけないよ・・・・
最後まで責任を持ちなさい・・・・ よそはよそ家はうち・・・・
挨拶をちゃんとしなさい・・・ 返事をしなさい・・・・
お礼を言いなさい・・・・・ エトセトラ×２・・・
こんな親が子供に言う様な台詞は・・・・・ 真理であり・・・ 智恵であり・・・
実は、大人が出来てなかったりするのではないでしょうか・・・・・
こういった話を、 子供が出来たら、ぜひ聞かせたいなと思います
そして、口だけ・・・ 理解したただけ・・・ にならぬ様に精進していきたいと思います！
合掌・・・・・・・・・・
にほんブログ村