去年の調理学校に通っている時
ヨーロッパ研修旅行に参加しました
ツアーに3つ星レストラン プレ・カトランは
入っていたんですが、フリータイムにもう一箇所
行きたいと思い校長がイチオシしてた
「レ・ムーリス」に行ってきました
このレストランは同名の5つ星ホテルの中に
はいってるんですが、とにかく豪華
宿泊している人は、お金持ちさんばかりです
ブガッティ『ヴェイロン』 1億2000万円するそうです
100キロに達する 時間わずか2、5秒・・・
いらねぇ~ たっけぇ~ でも好きな人には
たまらないんでしょうね 人だかりができてました
待合ロビーはこんな感じ キラキラです
もうこの時点でわくわくしてます・・
レストランに歩いていくと、コックコートをきた
かなりのイケメンの方が、日本の専門学校関係者
とみられる方と話をしていました。
ムーリスのスターシェフ ヤニック・アレノ氏でした
彼の下には74人の料理人の“部隊”がおり、
さらに20人の皿洗い部隊
12人のパティシエ(デザート)部隊が脇を固めています。
調理師の卵で勉強にきました~と伝えると
「日本から よくきたね みて、この人」
「パンフレットにのってるぜ?」 と専門学校のパンフを
指差しながら 関係者を指差してましたw
すごい優しそうな感じでまるで映画スター
オーラがバリバリでていました
一緒に写真とってもらえばよかったぁ・・・
店内はこんな感じ まるで王宮です
はじめは、和食を意識したアミューズでした
この時点で皆 やられました 本当においしい!!
食べたこと無い! 前日行った、プレ・カトランが
正直、残念だったので これが3つ星か!
という衝撃と驚きでした・・・
左はマドレーヌ 右は海苔で魚をまいたもの
奥はきな粉風なものでした そしてワサビソース
でも何を食べてるのか、不思議な感じ おいしかった~
もちろんパンもおいしい
これは、パンにつけるバターとハムです
キレイなブロックにしてます 手間かけてます
そしてスープ こちらも 日本を意識している感じ
茶碗蒸しをフレンチ流に解釈したものといった感じの
プルッとするババロア状のスープでした 皆感動しきりです
前菜の 兎のテリーヌ
付け合せも細かく、キレイ
ワカメの上にセルフィユ一枚 きのこ一粒
ソースの中央には、一滴づつオイルをたらし
丸いツィールの上にもキレイに並べられた兎
本当に丁寧な仕事です 根気~
兎さん、かわいそう・・・・・
なんて感情は全く、わかない位 おいしかったです
お魚はメルラン メートルドテルバター添え
メルランは、日本では、なじみないですが
白身の鱈の種類に入る庶民的な魚だそう
メートルドテル・バターはバターに
みじん切りにしたパセリ、塩・こしょう、レモン汁を加え
作るバターですが ここのは少し違います
調味し円柱状に固めたバターにパセリのみじん切りと
レモンの粒を散らしてます レモンの粒は
1粒づつとりだしたんでしょうか? おしゃれ・・・
熱で徐々にとけるバターに フレッシュなレモン粒が
はじけ味を引き締めます 魚は表面はサクッ
なかはしっとり・・ 完璧です カンペキングです
ジャガイモのピュレもなめらか~
黄緑の水玉はソースと思ってつけようと思ったら
あっためてもとけない、ホットゼリーでした
鳩のフォアグラ 上にはごく薄くスライスしたベーコン
つけあわせに、キャベツ そしてキャベツの芯まで
完璧に火入れし 使い切ってます しかもおいしい
始め芯だと気付かなかった 見習うべき姿です!
デザート はマカロン フランボワーズのチョコ
ピーカンナッツのチョコ メレンゲでした
甘さと甘酸っぱさでどれもGOODでした
金粉ピカピカで キレイでした
最後に1000円のコーヒーを頂きました
コーヒー1000円てどんなの?って
逆に飲んでみたいってハイになって皆頼んでました
味は、そこまで違いは感じないものの美味しかったです
コーヒーのお供
砂糖も豪華です
お会計 これだけの内容でお料理 約一万円
調理師学校の生徒ということで
料理の内容よくしてくれてたようです
ただ、エビアン7人で7000円・・・
水が高いとは聞いていたけど
水がただの日本の有難さですね
指標となるトップをみる事が出来て
なかなか味わう事が出来ない良い経験を
する事が出来ました。 ムダにならないよう
今後、しっかり勉強していきます。
色々なものを食べて、勉強して
作っていきたいと思います!
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