シェフが腰を痛めない様にとカウンターの台をＵＰしてくれ
ついでに、作業台も広くなり、ガスレンジもＩＨに変わり
オープンキッチンみたいになりまして、
接客をしながら仕込みができるようになりました！
今まで、包丁はシェフのをお借りしてたんですが、
テンションあがって今朝、大事にとってあった
あたらしい包丁に刃をつけました
かっこよくないですか？
飾れる包丁置きを作っていただきました！
この包丁は去年、調理師専門学校の食べ歩き研修旅行で
パリに行ったときにパリの合羽橋といわれる
道具街モンマルトル通りで買ってきたものなんです
私、アラサーですけど、
去年は調理師専門学校に通ってたんです
いきさつはこうです
ポワポワポワ～ン
私は、１８才から家業である福祉施設で支援員として
働き始めました。まだ自分が何がしたいのか分らない頃です。
丁度、その頃 フランス料理レストラン シルクロードで
職場の忘年会がありました初めての本格フレンチに私は感動し
コース料理なのにデザートをオカワリしたほど
自分では忘れてましたが、「こんな所で働きてぇ～！」
と言ってたそうです
親は、せっかく家業の手伝いに来てくれるようになったのに・・
と内心は焦ったそうですが、何事もなく月日は5年過ぎ～
かわいい甥っ子が生まれました
時折 「オレ生まれ変わったら料理人になりたい」
「来世はチョコレート職人になる」 「厨房はいりてぇ～」
「おれ作る？」（施設では給食を作っている） 「レシピおしえて」等
とは言ってましたが、転職の考えは無く
厨房の手伝いも拒否られ、10年が過ぎたところ～
利用者とおやつ作りをした時に、 ハッとしました
「こんなに喜んでくれるんだ！？」
「楽しいと思った事をしたほうがよくね？
来世でなく今世でよくね？」
という考えが起きたのはその直後でした
画像は呼子のイカの一夜干しを作る器械で
クルクル回ってますが、記事とは一切無関係です
そういった流れで、調理学校に入学しました
たまたまその年に、シェフも同じ学校に
特別講師として来られるようになり
2週間の現場実習を受けさせて頂きました
その時点で、シルクロードは、人を雇う感じはなかったので
ホテル等で経験を積み、独立まえの仕上げとして
また勉強させてもらおうと思っていました
3つ目の面接に落ちたと、先生に聞かされた日に
たまたまシェフの授業があり、挨拶にいったら、
シェフ「就職は？」
自分「今、落ちたと聞かされました・・」
シェフ「うち来たら？」
最初冗談と思ってましたが、
サービスの方がやめるとの事で、
きたいと思う人が来てくれたらいいねとマダムと話をしていたそうです
偶然の積み重ねでで
１0年前に「ここで働きたい」といってた所で今働けてます
奇跡だと思いますか？ 感謝で、しっかり勉強しないと！
だから、毎日が楽しいです
施設で勤めた10年も必要だったんだと思います
ＤＩＹ覚えたし 色彩感覚養えたし 集中力も 人の観察も、
どうしたら喜ぶのか考えるようになりました。
なにより、人の喜ぶ事で自分が嬉しいと感じれるようになりました。
今は料理人にとっても一番大切な事じゃないかなと思います
だから、目の前のことに一所懸命に取り組み
たった一度の人生を楽しまないともったいないです。
ホントは、食べ歩きでいったパリの3つ星ホテル ル・ムーリスの事
書く予定だったんですが、ムダ話多くなったのでまた次の機会に/p>
ムーリスの スターシェフ ヤニック・アレノ氏
憧れます！
