サッカー観戦録 〜レイソル&欧州&なでしこ 〜  

サッカー観戦録 〜レイソル&欧州&なでしこ 〜  

デルピエロに魅せられたレイソリスタ。
サッカー素人によるサッカー観戦録。

デルピエロに魅せられたサッカー素人。

週に5~8試合程度TV観戦。


ただ、日本のサッカーのレベル向上を願い、

レイソルの勝利を願い、

勝手に書きまくります。

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C大阪 2-0 柏

 

レッドカードはゲームを壊してしまう。

 

このゲームも壊れてしまったゲームで

最終的には一人多いセレッソが順当に勝ったゲームなので

上島の退場以降の内容に関しては議論に値しない内容だと思う。

 

セレッソについては監督が変わった上に

昨年の戦術上の大黒柱、ヨニッチが退団ということで

難しいゲームかと予想していたが

基本は去年と同じような印象で

バタついたの序盤15分くらいのもの。

西尾の集中力が勝利をもたらしたというところだろう。

 

このゲームの焦点と言えば

もちろんレッドカードのシーンだろう。

 

私もDAZNで見ている上では

退場だろうと思ったし、

主審のジャッジが間違っているとも言えない。

 

ただ、スロー再生をみると

大久保と上島の接触は倒れる程のものには見えず、

接触してから倒れるまでの大久保動きにも

非常に違和感があった。

 

大久保が上手いことやったと言えば

それまでだろう。

 

ただ、エンターテイメントとしては

レッドカードというものには

非常に慎重になるべきと思う。

 

冒頭で書いた通り、

レッドカードはゲームを壊してしまう。

長い時間とお金をかけて観戦に来たサポーターの

楽しみ奪うことになりかねないからだ。

 

出来る限り、抑止力であるべきだし、

ジャッジはゴールやPK以上に慎重になるべきだと思う。

 

そこで期待したいのがVARである。

 

昨日のゲームでも

VARの介入やジャッジの遅さで

サポーターが違和感やイライラを感じる部分は少なくなかったと思う。

 

ただ、不要なレッドカード防ぐという意味では

有効な手段ではないだろうか。

 

(と言ってもプレミアではVARによってレッドカードが増えている気はするが)

 

このゲームで、村上主審は即座に

レッドカードを提示したが

このシーンこそVARを活用すべきシーンではないかと思う。

VARから何かしらの進言はあったようだが

プレーを確認するほどの時間は取られなかった。

 

暫く、サポーターはVARにヤキモキさせられるとは思うが

VARはまだ始まったばかり

野球のチャレンジのようなものも含めて

サッカーがより面白いものになるように

進化していって欲しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

柏 1-2 FC東京 

 

結果としてはとても妥当だと思う。

内容としても後半の一部の時間を除いては東京のペースと言って良い。

間隔があいてしまったが故に両チーム低調ではあったが

パスミスだらけの柏に対して、東京の方はコンパクトに保ちながらの

ショートカウンターが嵌っていた。

 

とは言え、柏に勝つチャンスが無かったと言うと、

そんなこともないと思えた。

確かに森重によって江坂は消されていたと思う。

各所で、江坂が消えたからオルンガが消えたと言われているが

私には東京が上手く守ったというよりは

柏がオルンガを使えなかったように見えた。

 

よく、今年の柏は、オルンガめがけて縦ポンサッカーといわれる。

多くの人が勘違いしているようだが

オルンガは空中戦に弱い。

オルンガめがけてボールをロングボールを蹴る縦ポンは

戦術オルンガにはならないのである。

オルンガの最大の魅力はスピードなのだ。

予想以上のスピードと足の長さで、何もないと思えるようなところから点が生まれる。

 

今年の柏はこの特徴を徹底的に活用するべきであった。

東京はコンパクトにしている分、DFの後ろにスペースがあった。

このスペースにシンプルにボールを転がし、

スピードで勝負させれば、東京のDFとしてはどんなに嫌だったことか。

直接オルンガにボールを入れてもあまり怖くないし、

FC東京のDFでなくても、ほとんどのチームのDFがオルンガに勝つことができていた。

 

江坂が消されたためにこれ出来なかったとも言えるし

古賀太陽が左SBでの起用だったがためにそういうボールが無かったと言うこともあるが

チーム全体としてこのプレーができなかったのが敗因と言っても過言ではないだろう。

 

結局はこの『戦術オルンガ』を徹底できなかったことが

柏がタイトルに届かなかった原因だと思う。

 

 

オルンガはMVPの活躍だったじゃないかと言う人もいるかもしれない。

違う。本当はもっと点が取れたのだ。

オルンガはそれくらい規格外のバケモノだったのだ。

 

柏レイソル 1-0 サンフレッチェ広島

 

 

 

 

本当は『そしてACLへ』と書きたかった。

試合後のセレモニーで社長、監督、主将、選手から

再三発せられた『ACL』の言葉。

これほどACLに対して強い思いをもったクラブを

私は他には知らない。

 

来年、ACLに出る可能性を少しでも高くするために

我々が先ずすべきことは4位を確保すること。

そういう意味では、

微妙な判定やプレーなど多々あったが、

とにかく1-0で勝ちきったことが良かった。

 

今週のFootでのワッキーが言った言葉

「スーパーGKがいるから」

まさにその通りだった。

 

前回の書き込みが届いたのか

ハモン・ロペスもしっかりボールにアプローチしていたし

選手全員が勝つために走っていた。

 

でも、このままでは天皇杯は非常に難しいことも明らかだし、

もしACLに進んでも厳しいシーズンになることは目に見えている。

 

トーナメントに勝つために必要なことは

先ず安定した守備。

スーパーGKにいつも頼っているようでは

一発でやられてしまう。

ボギョンがボランチの時はどうしても守備のバランスが崩れる。

そんな時にどう守るのか。

天皇杯に向けてしっかり準備して欲しい。

 

 

フロンターレと憲剛、おめでとう!

少しだけレイソルと航輔に感謝してね。