C大阪 2-0 柏
レッドカードはゲームを壊してしまう。
このゲームも壊れてしまったゲームで
最終的には一人多いセレッソが順当に勝ったゲームなので
上島の退場以降の内容に関しては議論に値しない内容だと思う。
セレッソについては監督が変わった上に
昨年の戦術上の大黒柱、ヨニッチが退団ということで
難しいゲームかと予想していたが
基本は去年と同じような印象で
バタついたの序盤15分くらいのもの。
西尾の集中力が勝利をもたらしたというところだろう。
このゲームの焦点と言えば
もちろんレッドカードのシーンだろう。
私もDAZNで見ている上では
退場だろうと思ったし、
主審のジャッジが間違っているとも言えない。
ただ、スロー再生をみると
大久保と上島の接触は倒れる程のものには見えず、
接触してから倒れるまでの大久保動きにも
非常に違和感があった。
大久保が上手いことやったと言えば
それまでだろう。
ただ、エンターテイメントとしては
レッドカードというものには
非常に慎重になるべきと思う。
冒頭で書いた通り、
レッドカードはゲームを壊してしまう。
長い時間とお金をかけて観戦に来たサポーターの
楽しみ奪うことになりかねないからだ。
出来る限り、抑止力であるべきだし、
ジャッジはゴールやPK以上に慎重になるべきだと思う。
そこで期待したいのがVARである。
昨日のゲームでも
VARの介入やジャッジの遅さで
サポーターが違和感やイライラを感じる部分は少なくなかったと思う。
ただ、不要なレッドカード防ぐという意味では
有効な手段ではないだろうか。
(と言ってもプレミアではVARによってレッドカードが増えている気はするが)
このゲームで、村上主審は即座に
レッドカードを提示したが
このシーンこそVARを活用すべきシーンではないかと思う。
VARから何かしらの進言はあったようだが
プレーを確認するほどの時間は取られなかった。
暫く、サポーターはVARにヤキモキさせられるとは思うが
VARはまだ始まったばかり
野球のチャレンジのようなものも含めて
サッカーがより面白いものになるように
進化していって欲しい。