「ムッシュー!」が止まらない | 七田厚ブログ

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社長としての目線だけでなく、一人の父として、自身の子育てについても語っていこうと思っています。
~株式会社しちだ・教育研究所 代表取締役社長 七田厚のブログです~

フランスでは、メトロにも乗ったし、タクシーにも乗ったけれど、この話はバスに乗った時の話です。

 

大きなトランクを2つ持って乗車し、前方で吊り革に掴まって揺られていると、

 

運転手さんが「ムッシュー、ムッシュー!」と、私の方をチラ見しては話しかけてくるので、

 

人懐っこい人だな、でも、ちゃんと前を見て運転してほしいと思っていました。

 

実は「ムッシュー」の後にも何か言っていたのですが、その意味はわかりませんでした。

 

いつまでも「ムッシュー」が止まらないので、鈍感な私も、さすがにハッ!と気が付きました。

 

私、乗車した時、バス料金を払ってなくて、無賃乗車中だったのです!

 

それで、何度も何度も「ムッシュー」と…、確かに彼は笑顔ではなかったなと苦笑い。

 

別な日の話。

 

パリのシャルル・ド・ゴール空港で乗り換え、リヨンの空港まで行く予定だったのですが、

 

エールフランスのストライキが決行され、急きょ途中降機することになり、

 

手荷物を引き取りに行き、最後まで待っていたのですが、トランクが一つ出てこなかったのです!

 

係の人に、知っているフランス語の単語を並べ、英語混じりで伝えようと頑張ったのですが、全く通じず、

 

フランス語の単位を2年分取ったとは言え、こういうトラブルの時には役に立たないな…と。

 

その日はパリ市内に泊まり、翌朝もまだストが続いていたので、フランスの高速鉄道TGVで、リヨンまで行くことに。

 

 

 

駅で切符を買う時、「折角勉強したフランス語、今使わなくていつ使う?」と思い、

 

「English OK!」の列があったけれど、そこには並びませんでした。

 

私の番が来て「大人1枚、子供2枚」とフランス語で言うと、窓口の人が何か言い返してきました。

 

意味はわからなかったのですが、「âge(アージュ)」と聞こえた気がして、年齢を聞いてる?と思い、

 

「6ans et 8ans(スィゾン・エ・ユイットン/6才と8才)」と返したら、切符を買うことができました。

 

ちなみに行方不明だったトランクは、ツアーガイドの方が連絡してくれて、無事、ホテルに届きました。

 

本日も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。