私が書を学ぶ房仙会、7月のオンラインレッスンは1日から始まっていたのですが、
私は3日目の今日、初参加です。
房仙会指定の競書誌「書統」では、今年度、「白氏詩巻」の中から毎月の課題が出されています。
「白氏詩巻」というのは、唐代の詩人・白居易の詩文集「白氏文集(全85篇)」の中から、藤原行成が47歳の時に、8篇、行草体で書いたものです。
ちなみに、国宝です!
先月までは2文字でしたが、今月は「有詩人」の3文字です。
さて、今回はどの詩の中の文字だろう?と思いながら、8つの詩を眺めていて…、
「あ、見つけた!」と思ったのですが、よく見ると、それは「好詩人」です(苦笑)
すぐ左上に、5月の課題「風景」の字が見えます。
さらに探していくと、『和河南鄭尹新歳踔對雪』という詩の中に「有詩人」がありました!
よく見ると、右上隅に6月の課題「歓娯」も見えます。(臨書したのはこの「歓娯」ではないですが…)
昨年度は、空海の「忽披帖」の字をほぼ順番に書いていったので、探すことはなかったのですが、
今年度は、こうやって、原典から臨書する字を探すのが、毎月の楽しみになってきました。
さて、今日はどんなレッスンになるのでしょう?
ひらがなも先月までに19字の書き方を教わり、今日4字習うと、46文字の半分に到達します。
本日も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。