スイスは、東にオーストリアとリヒテンシュタイン、西にフランス、南にイタリア、北にドイツと接している、九州ぐらいの大きさの国です。
ジュネーヴは、その西端にあるフランス語圏の国際都市で、人口は約19万人ほどですが、チューリッヒに次ぐスイス第2の都市です。
ジュネーヴには、赤十字の本部があります。
「CICR」という看板が見えますが、それは、Comité international de la Croix-Rouge(フランス語)の頭文字を取ったもので、赤十字国際委員会のことです。
また、国際連合欧州本部もあるのですが、この建物は、もともと国際連盟の本部として建てられたものだそうです。
その正門前の広場には、高さ12mの「壊れた椅子」という巨大な彫刻があります。
4本脚の前の1本が地雷で吹き飛ばされてなくなったことを表現し、地雷やクラスター爆弾への反対の象徴として、国連本部を訪れる各国の政治家にアピールしているのだそうです。
これは、140mの高さまで吹き上げる「ジュネーヴの大噴水」で、風向きによっては、見ている観光客はずぶ濡れになってしまうそうです。
あと、ジュネーヴに限ったことではありませんが、スイスの街中の所々に水汲み場がありました。
硬水ですが、飲料で、自由に容器に入れて持って行っていいそうです。
また、スイスは物価が高い国として知られていますが、ちなみに、レジ打ちのアルバイトさんの月給が、日本円で42万円くらいなのだそうです!
そのため、30分~1時間程かけて車でスイスに通勤し、高給をもらって帰るフランス人労働者が多いことが問題になっていると聞きました。
世の中、いろんなことがありますね。
本日も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。