おばぁから、電話 | 光線

おばぁから、電話

粟国のおばぁから、電話がきた。
おばぁ「あんた今どこいるの〜?」
わたし「え?東京だよ〜」

お「いつ帰った?」
わ「えーもうだいぶ前よ〜あれから、1週間くらいで帰ったよぉ」
お「そーね〜…」


4月の中旬に沖縄にいるときに連絡して、那覇で会えたらいいね〜と話していたことを、ずっと思っていたけど、動けなかったと言うおばぁの気持ち。それだけで、嬉しいよと伝えることができたこと。「元気になったらおいでよ」と、言うおばぁ。だけど、早くとは、言わないように気にしてくれていることも伝わってくる。
早く行きたいよおばぁ、早く会いたいよおばぁ、島で会いたいよ…

おじさんや、おばぁと話しているとすぐに涙が出てしまう。嬉しいし、会いたいし、行きたい。

2人ともが元気でいてくれるうちに、わたしはどうしても島に行きたいんだよ。行かなきゃだめなんだよ。わかってるよ。


すこしずつ、頑張っているからね。
すこしずつ、変わってきているからね。

わ「おばぁ、元気でいてよ」
お「うん、じゃあ、またね」

うん、またね、きっとまたね。
また、「ただいま〜!」って、元気に帰るからね。


八重