日曜日は一か月ぶりのトレラン、寄居町から越生市まで走る『第5回トレニックワールドin外秩父50km&43km』、43kmミドルの部に参戦しました
43kmミドルの部はオフロード63%累積高低差が2,501mのなかなかハードなコース
目標は8時間台でしたが、スタート前の気温が既に30度近くあって諦めモード
それでも、トレランの大会は個人的にピリピリ感をあんまり感じないので、記念撮影したり、仲間と談笑したりスタート時間までのんびり過ごしてました
スタート前のゲート。
ピーカン!
誰にも邪魔されずに、つぶちゃんと久しぶりのツーショット
初チョクマガ
50kmロングの部のスタート前。
あらっ、真正面にアメブロのmetabonさんとmaikaさんが居たけど、声掛けられず
50kmの皆さんを見送って30分後には自分たち
お喋りしてたら、前の方に並んでた
ここからガチで飛ばすのはトップ選手ぐらいなので、のんびりスタートです
あちぃけど、まぁまぁ調子がいい
仲間に写真を撮られる。
つぶちゃんにも撮られる
フォーム修正中ですが、良くないな
第一エイド大平山入口まではロードで、登りがキツくなれば歩く
歩いていたら、こんな方達が
「ずるい。」
見えないからってザックまで外してもらいすみません
しばらくおしゃべりしながら登って行きます
最終的には右の方とは数分差ぐらいでゴールでした。
前になったり、後になったりしながら声かけあいながら走ったのはイイ思い出
第一エイドを過ぎるとトレイルに入ります。
蒸し暑い
炎天下は暑かったけど、森の中は蒸し風呂
それでも元気だったので、写真を撮りながらのんびり登って行く
振り向いたらつぶちゃんが居なくなってた
第二エイドの釜山神社に着いたときはもう汗びっしょり。
すごいスピードで液体類が無くなって行く
お腹が空いたので、おいなりさんを2個ときゅうりを食べて出発
まだまだ元気!
脚の疲れもまったくなく、心肺も安定してる
牛さんの応援も嬉しかった
めっちゃ調子いいんですけど~
第一目的の秩父高原牧場に到着!
長濃厚ミルクソフト
旨い!
ベンチに座ってマッタリ~
あっ、つぶちゃん来た~
「食べようよ~」って言ったら拒否されて先に行っちゃった(笑)
でも、つぶちゃんの判断が正解だったのはあとから気付く。。。
これが自分を絶不調にするとは思ってもいなかった…
牧場の300m先にはすぐ第3エイドがあるので、つぶちゃんとしゃべったのはこれが最後
何が起きたかって言うと、気持ちも切れてしまって、脚がまったく動かなくなった
牛乳飲まない自分が濃厚ミルクソフトを過酷なレースの時食べるなんて無謀すぎるんだよね
吐き気とピーとかではなく、身体が動かない
つぶちゃんの背中がどんどん遠のいていく
登りが苦痛でしかなくなってきた。。。
前後で人がまばらになってきてチョー虚しくなってきた
牧場過ぎてからはずっと急こう配でぜんぜん進まない
第四エイド定峰峠手前で仲間に会った時は笑顔だけど、リタイヤしたい気分。
つぶちゃんとの差を聞いたら、25分って言われますますリタイヤ気分
定峰峠エイドが一番リタイヤしやすい場所なので、多くのランナーが地面に座って悩んでる模様でした
自分も座ってスイカを食べたり水分を沢山摂って、プロテインバーを食べてたら一瞬寝てしまった!
プロテインバーが喉に詰まって目が覚めた
意を決して「ずるい。」Tシャツを追いかける。
トレイルよりロードが恋しくってきた
やっとロード区間になって少しは元気が出るけど、トレイルに戻る時恐怖の階段
ここで、登れないで止まってたら、同じようにソフトクリームで動けなくなった50kのIさんと仲良くなる
お互いに励まし合いながら第五エイドの大野峠に到着
途中で励ましてくれた50kのお姉様をパシャリ
ウルトラトレイルランナーはしっかり食べる!
大野峠エイドではこんなものが有ったりエーッ
呑兵衛な50kの仲間が追い付いてきて飲んでるので、何気に少し舐めさせてもらう(笑)
45度のお酒だったから、思いっきり咽た
これが良かったのか、目が覚めた(笑)
Iさんが出発するって言うので、後ろに付いて行く
Iさんの仲間の美ジョガーさんも合流して、三人でお喋りしながら刈場坂峠を目指す。
大野峠での休憩が良かったのか取りあえず動けるようにはなる
次のエイドまで7.2kmはアップダウンが激しくてハードなんだよね
エイド1km手前で激下りになってIさん達に先に行ってもらう
なんとか無事に第六エイド野末張見晴しに到着!
Iさん達もまだ休憩してて、少しおしゃべりが出来た
お互いに「顔色悪いね」って言ってたけど、フルーツポンチを4回お替りしたら元気になった
美味かった~
ここからはさらに激下りが5kmも続くのでめちゃキツイ!
それより、関門の事気にしてなかったけど、30分ぐらいしか残ってなかった
さらにラン仲間たちが追い付いてきた。
太腿がプルプル攣りそうだったんだけど、マグオン飲み忘れてた!
マグオンを注入して出発
もうね、下りが本当にキツい!
親指の爪が黒くなるんじゃないかって思うぐらい痛くなった!(まだ痛いけど、辛うじて黒くなってない…)
マグオンが効いてきたのか、攣りそうな感じがなくなり、休憩しないでも脚が動くようになった!
マグオンパワー凄い!
やっと最後のエイドに到着!
第七エイド大満農業集落センターでは男女全員が頭から水をぶっかけてる
お尻を冷やしたくないので、自分でかけたけどね
これが最高に気持ち良かった!
生き返った!
メイタンCCC2000カフェインを注入して出発!
最後の激坂は絶対立ち止まらないって自分に言い聞かせる!
前後に誰も居ない
うるさいぐらいにフーハァーって呼吸をしながら一歩一歩登って行く。
あっ!「ずるい。」だ!
なんか縁を感じる~
って思ったら、上の方で人が沢山いる
熱中症でランナーが倒れてるじゃん
もうね、気が引き締まった
皆で救護に当たって、タイミングよくスタッフ経験のあるランナー二人が来て適切な行動で、誘導や連絡などを行ってた
皆が心配でそこから動けないので、「皆さん先に行ってください」ってなかなか言えるもんじゃない
ミドルでは制限時間まで45分も無い
本当に申し訳ないって謝って先に行かせてもらいました
ランナードクターがすぐ来たのを聞いて少し安心しましたが、安否は分からない
こう言うのはオフィシャルでコメント出してもらいたい。
たくさんのランナーが救護に当たってたし、みんな心配です。
ゴールまで4kmだけど平坦なロードじゃないのに、ムリしたんだろうね
これは、主催者の責任ではなく、ランナーの意識の問題
ウルトラトレイルなのに、ウェストポーチだけで走ってる人も沢山いて、正直どうかと思う
そんなトラブルがゴール手前で有ったけど、もうね、走りましたよ!
歩きだったら100%アウト!
本当に走ったよ!完走したかったもん
走っても最後のラップが9分/km、キツイんです
脚が攣りそうだけど、走ってる人をペーサーにして最後まで付いて行きました
ゴールが見えた時は泣きそうなぐらいに嬉しかった
制限時間14分前になんとかゴール
めちゃめちゃ嬉しかった
諦めないで良かった~
つぶちゃんが疲れてて負傷もしてるにもかかわらずゴールで大きな声を出して応援してくれてたのは本当に嬉しかった
photo by Tsubu Sports
Iさん達や他のラン仲間もゴールで迎えてくれて、もう、なんだかね、自分が一瞬主役に感じた
肩をポンってされたら、「ずるい。」でした
「またどこかで」
今まで関門や制限時間なんか考えたことないのでホッとしました。
自分の順位で60%、完走率65%。
過酷なレースでした
スタッフの皆さん、応援して下さった皆さん本当にありがとうございました
からの~
ロボット(笑)
この為に走ってきたんだ!!!
昇天
ありがとうござましたm(__)m