ラブライブというコンテンツに思う、ファンのあり方 | アラサー、サッカー、オタク。

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どうか皆さん、温かい目でご覧下さい。

長く努力を重ねてきた運営側、ファンを思うと、今の扱いが不遇に思えて仕方がない。

ラブライバー、は気持ち悪いファンらしい。
http://blog.esuteru.com/archives/8155282.html

記事内容は目を通してませんが、伝え聞く話と自分の経験を合わせれば、確かに一部のファンは批判されてしかるべきであるようにも思えます。

作品を好きという気持ちの表現方法は様々ですが、周囲の迷惑を鑑みない、という点で一部のファンは私自身も不快感を感じています。

例えばとあるイベント会場での出来事。
そのイベントはラブライブに全く関係の無いものでしたが、身につけているものからラブライバーである事がわかる格好。
その上で声が反響して響く会場周辺で不必要な声の大きさ、そしてわざわざ大きな音を出してのラブライブの音ゲームのプレイ。
幸いにもすぐにイベント運営からの注意が入りましたが、これはほんの一部分に過ぎないのが、ツイッターなどでの伝聞でわかります。

なぜこういった現象が起きるのか。
それは悪い事を悪いと言えない、言い合える、言い合いやすい環境がラブライブのファンが集まる場所には無いという事が想像されます。

これは日本人の悪いところですが、群れると気持ちが大きくなり、一人でいる時よりも周囲を省みない行動が目立つようになります。
先に僕が上げた場面でも、一人ではおとなしかったのに、合流して三人になったタイミングから騒がしくなったように記憶しています。

イベント、ライブなどでは気分が高揚して、タガが外れてしまう気持ちはわかります。
しかし、行きすぎた行動には適切な指摘が本来必要で、それくらいのコミュニケーションはあってしかるべきです。

しかし、アニメなどに関連するイベントでは互いにそこまで不干渉である事が多く、公式が発表しない限り、ルールをファンの間ですつくりあえない場面が多い気がします。

こういったファンの醜聞が広まると1番かわいそうなのは、長くラブライブに携わってきた方々、特にメインキャストの9人には心から同情してしまいます。
ラブライブは僕も観ていますが、殊更悪い行動を増長するようなシーンは見受けられません。
ただ、多くの人が関心を抱く魅力的なコンテンツに成長した事で、様々なファンが雑多に入り混じっているのが現状で、その一部のファンによる悪業だと理解しています。

現状を鑑みて、私が行うべきだと思うのは、ファンを名乗る事に対する責任、自覚を促すような公式に近いところからのメッセージだと思います。

例えば、私の好きなサッカーの話。
日本代表がワールドカップに出場するたびに、サポーターの方は自分たちで出したゴミの清掃をされています。
その行動は海外で賞賛され、理想的なファンの模範とされています。
以下はブラジルでも、ゴミ拾いが広まった事を伝える記事です。
http://www.soccer-king.jp/news/world/world_other/20150519/314008.html

日本代表のユニフォームを着て応援する、つまり日本人を代表している、という自覚からくる行動だと思います。
これは海外だから、というわけではなく、国内の、それこそオタクの文化でも心がけるべき意識だと思います。

僕であれば、まめぐのグッズを身につけているから、あやひーのライブTシャツを着ているから、ちっすーが演じるキャラクターをカバンに付けている時にはいつも以上に言動に気をつけています。
これだからオタクは…と思われる、その蓄積の上に今の社会認識があるように思えて仕方が無いので、それを自分くらいは覆したいな、そんな気持ちです。

こう思えるようになったのは、アニメのイベントに行くようになった先々で知り合った方々からの教育あって、だと強く感じています。
自分が好きな作品が、分野が、気持ちよくファンでいられる環境でありますように。