坂本真綾 少年とアリスを最近聴いたオタクから見る彼女の世界観 | アラサー、サッカー、オタク。

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自己表現していくのに、なにか揺るぎないものを感じるCDでした。

坂本真綾さんといえば、先日さいたまスーパーアリーナで単独ライブを開催されました。
デビュー当初からの根強い人気がある声優さんですが、ファンが応援し続ける理由の一端に触れられたような気がしたのが、タイトルのアルバム「少年アリス」
でした。

マクロスFのトライアングラー以降から、細々としか楽曲を知らない私でしたが、今も昔も変わらないその歌声にまず驚きました。
おとぎ話の中に入り込んだように、様々なキャラクターが出てくるように表情を変える楽曲、歌唱力にはあらためて感嘆してしまいます。

また、時間の経過と共にアーティストの変化を感じたりするものですが、2003年に発表された少年アリスは昨年リリースされた、と言われても違和感の無いくらい、完成されたものであるような印象を受けました。
坂本真綾さんからは意志の強さ、表現者としての存在感を感じているのですが、それは当時から変わらないものがあるからなのではないか、とつくづく感じてしまいます。

近年、フェスなどにも参加している彼女ですが、他のアーティストと遜色ないほどの才能、個性、努力、信念がある気がしています。

声優、というとイロモノで見られてもおかしくないような気がしてしまうのですが、後押しするファン層もあってか、声優の中では別格の存在であるような印象がますます強くなりました。

僕は2013年に広島で数曲だけ、坂本真綾さんの生歌を聴いた経験があります。
登場して声を発しただけで、それまでの雰囲気を一変させたのは未だに忘れられません。

僕は作品の中に登場するキャラクターに意志、個性がある以上、声優さんにも表現者としての意志を確認したくなります。
真綾様からは時々お目にかかる作品へのコメントや、今回のように楽曲から、声優という仕事に対する姿勢、意志がひしひしと伝わってきます。

一度でいいから、彼女のライブに足を運んでその個性を確認したい。
過去の素晴らしいアルバムに触れて、そんな気持ちが強くなりました。

坂本真綾 少年アリス https://www.amazon.co.jp/dp/B0000B1L0M/ref=cm_sw_r_awd_ewAuvb0KHX759