SC相模原 2 -1 町田ゼルビア
開始早々に失点、ミス絡みで失点。
試合の立ち上がりは集中して試合に臨む。
最終ラインからのパスは正確につなぐ。
勝利のためには当たり前の事をしっかりやる、それが大事なんだよなぁって痛感させられる試合でした。
今年J3からJ2に上がった金沢は、いい守備をベースに、少ないチャンスをものにしてJ2で立派に戦えています。
という事はJ3でしっかり守って、勝ちを重ねていけば、J2で戦えるベースはある、とも言い換えられます。
好きなサッカーはいろいろあってしかるべき、ですが、僕は自分がDFだった事もあり、失点の少ないチームが好きです。
点を獲られたら獲り返す攻撃的なサッカー!
…は確かに魅力的です。
サッカーの醍醐味であるゴールをたくさん獲る事を掲げているんですから。
じゃあ失点を許容していいのか、といったらなんか違う気がするんです。
なんて言うか、締まりが無い、じゃないですか。
変な話、かもしれませんが、締まり、って大事です。
自分がやるべき事をしっかりこなす、と言い換えればいいのでしょうか。
緩急、ではないですが、確かに常に締まり続けるのは難しいとは思います。
ただ、プロサッカーで言えば、僕らは緩いサッカーを見に来ているのではありません。
ゴールで興奮出来るのは、そこに至る過程が困難であるからです。
話を今日の試合に戻すと、今日の町田の失点は仕方ない、と片付けてはいけないものでした。
試合後にサポーターからブーイングがありましたが、致し方ないものでしょう、だって胸を張って戦えていた、とは言えないんですから。
この人のファンで良かった、このチームのサポーターで良かったと思える瞬間がある。
それは間違いなく幸せです。
逆に言えばこの人に応援してもらえて良かった、そう思ってもらえるように、応援する側もならなければなりません。
前半が終わっても、チャントを止めなかった町田のゴール裏サポーターの方々は、応援する気持ちの伝わる頼もしい存在でした。
今度はぜひ、選手たちに、僕らが胸を張って家に帰れるようなプレーを見せて欲しいと願っています。