SHIROBAKO #19 釣れますか | アラサー、サッカー、オタク。

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時間が出来て、ようやく観れたSHIROBAKO19話で胸熱。

得られた感情を吐き出しておくことにします。

P.A.Worksの花咲くいろはも良かった。
でも、SHIROBAKOの方が胸に刺さるのはより涙もろくなったのと、夢に向かって頑張るっていう部分を中心に描かれているからだと思う。

ただ、どちらがいい、悪いという話じゃない。
いろは、は目標が明確にはなくても環境に左右されるなか、日々一生懸命に生きる姿を描いていて、SHIROBAKOは目標が定まっていて、どうそこに近づくかという、どちらも大事な事を教えてくれた気がする。

いろはとSHIROBAKOで重なるのは、今いる環境でガムシャラに頑張れるのかどうか、という事だと感じる。

SHIROBAKOの大倉さんが言っていたように、毎日一生懸命頑張れるのかどうか、その積み重ねが40年という時間になったりする。

見方を変えれば、毎日一生懸命頑張れる何かに、環境に巡り会えたという事にもつながると思う。
僕自身、目標は目指せるけど劣悪な環境で目標が目標でなくなったところから、転職を経験していい環境に出会えたように、目標と環境のバランスに出会えるかどうかが大事で、それは日々の行動で引き寄せられるもの、なんじゃないか。
SHIROBAKOのみゃーもりを見ていて、丸川社長を見ていて、そして自分の経験を振り返っても、そんな気持ちが強くなる。

目標を目指せる環境にいても、行動がそれを目指せるように伴って無いと、目標に近づけない苦しさだけが募る。
だけど、行動が伴うとそれに付随して素敵な出会いが得られて、目標に近づく事が出来るんじゃないか。

対比するように矢野さんが夢に向かって頑張れなくなった、という姿も描かれているけど、お父さんの事もあったりして、それこそ仕事と環境のバランスが取りずらい事があるのかなぁ…とか。
それでも日々たくましく生きる矢野さんがかっこよくもある気もするし、意思を持って生きていられる事が大事なのかなぁ。

アニメ業界は、夢に向かっていい関係を築けたから、その業界にいる人ばかり。
それは偏見なんだろうなっていうのはタイタニックという会社を見ていてもわかるし、働くことの光と闇をしっかりと描いてくれているのがSHIROBAKOの良さなんだと思う。

その光の部分の極め付けはみゃーもりがアンデスチャッキーを通して過去を回想するシーン。
家に帰れない、会社で働きながらご飯を食べる、その事実だけ切り取るといわゆるブラック企業に映る。
でも、働いている人が充実して生きられるような雰囲気があれば、それは正しいあり方なのかもしれない。
みゃーもりは目標目指して頑張れる同士がいれば、側から見たら大変な環境でも苦では無いんだろうし、僕もそれに近い感覚のある人間だから、一緒に涙出来た。

だけど、そんな環境には耐えられない人がいるだろうし、みゃーもりのように一緒に頑張る人がいなかったりして、挫折感が強くなるのかもしれない。
話を大きく戻すと、目標と環境のバランスはとても大事なように思える。

付け加えると、目標に向かいたいという強い気持ちが持てれば、自分が目標を叶えられるような環境を整えられる気もする。
だけど現実はそんな単純じゃなかったり。

僕の好きなアニメーションは人の心を温かくしたり、日々生きる力をもらったり。
今はそれが人によって違うから、いろんなアニメがあるけど、SHIROBAKOのように自分の中に何か気付きを与えてくれるような作品に、定期的に出会えているのは幸せだなぁ、と。

まだ少し触れるくらいにしか、作品を感じ取れてないし、少しずつ深く、SHIROBAKOの世界に浸れる時間を作りたい。
そんな気持ちにさせられる話数でした。