サッカー 高校サッカー決勝に想う事 | アラサー、サッカー、オタク。

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昨年、たくさんサッカー観戦に行けたからか、今年の高校サッカーはいつも以上にいろんな事に思いを馳せながら、観れた気がします。

で、今日の決勝で一番印象に残ったのが、延長戦で星稜がリードしての場面。
彼らは時間稼ぎをしたんですよね。
去年決勝で逆転を許したチームが勝利を確実なものにしようという現れだったのでしょう。

一応、高校時代サッカー部だった自分には彼らが背負っているもの、勝負で勝つことの価値はよくわかっているつもりです。
いや、自分より厳しい環境、自分を追い込んできた彼らにしかわからないものもたくさんあるはずだとも思います。

ただ、高校サッカーの決勝で時間稼ぎをする、という行為に価値を見出せませんでした。
それはおそらく高校野球との対比があるのだと思います。
高校野球は殊更、最後まで正々堂々と、全力で戦う事に意味があるというのが共通認識である気がします。
かつて松井秀喜さんが全て敬遠されて、大きな話題になったのは印象的でした。

個人的には高校野球も、高校サッカーも同じであるべき、つまり最後まで正々堂々戦い抜く、言い換えれば時間稼ぎなんてせずに戦い抜けはいいじゃない、と思うんです。
優勝したら何かを得られるの?彼らの将来を何か約束してくれるの?
そんな事無いですよね。
彼らはむしろここからの自分たちの在り方が問われるわけで、目先の勝利以上に大切なものはたくさんあると思います。

大袈裟に言えば、僕からしたら星稜の子たちは頑張った、上手いなぁとは思えど、将来を任せたとは言えません。
むしろ、負けた悔しさをバネにして星稜が優勝出来たように、負けたチームの方がいろんな事を学べる気がします。

盛り上がった試合で、どこか残念な感じがしたので、自分なりに言葉にしてみました。
これ、という正解は無いのかもしれませんが、自分には星稜の子たちがとった行動からは残念な気持ちしか残りません。
ちょっと潔癖なのかなぁ…