天皇杯 決勝 山形 vs ガンバ | アラサー、サッカー、オタク。

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三冠達成の瞬間はサッカーの面白さを感じました。
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天皇杯、決勝。
勝てば三冠のガンバ。
勝てばJ1昇格に加えて、ACLにも出場出来る山形。
試合結果は 山形 1 - 3 ガンバ、でしたが山形の積極性が伝わる好ゲームでした。

三冠を達成したガンバは圧倒的強さを発揮したわけではありません。
山形に奪われてから速攻、回されてシュートまで、など攻め込まれるシーンが度々ありました。
GK 東口の好セーブもありましたが、攻め込まれても、のらりくらりとかわし、少ないチャンスでもものに出来る、それがガンバの強さなのかもしれません。

同じ三冠を達成して鹿島には勝利への執念があり、ここぞ、という場面での強さがあるチームで、スキが無かったように思います。
それとは対照的にガンバには三冠王者になるような雰囲気はありませんでした。
ただ、勝負強さだけは間違いなくあったからこそ、苦しんだシーズン前半からの巻き返しを達成したんだと思います。

J2から上がったばかりのチームだし、常勝というイメージが無いということもありますが、中心選手が放つ雰囲気も大きいように思います。
寡黙で胸の内に強いものをもってる小笠原、マイペースでもサッカーのツボを抑えている遠藤。
この二人の対比が、三冠を達成したチームの対比にそのまま当てはまるような気がしています。

サッカーのチームづくりに正解は無い。
だけど、勝負をモノにしていく何かをチームとして持っておく必要があるのをあらためて感じます。
それが監督なのか、選手なのか、あるいはサポーターなのかわかりません。
ただ、中心選手の遠藤、今野、宇佐美らを上手く活かすチームを作った長谷川監督、エースだけでなく脇を固める選手も活躍した選手層、決勝で相手の山崎を讃える拍手をした器のあるガンバサポーター。
来年はどんなサッカーを見せてくれるのか、今から楽しみです。

(´-`).。oO(この試合、僕は山形側のゴール裏で観戦しました。
決勝に相応しい舞台にしようとしたサポーターの熱、チームの意欲が感じました。
初見のチームでしたが、こちらも来年どう戦うのか。
経験豊富な石崎さんの手腕に期待します。