なので、当然後発もいいとこです。
ソウルイーターの頃からのファンの方は、ノット!をどう受け止められたのか、僕には想像でしか補えません。
ただ、後発組は後発組で、千菅春香さんのファンとして、この作品は心に刺さり続けました。
漫画単体としての良さに加え、そこに声優さんなどのアニメ製作の方々の個性や経験が重なる事で、作品の魅力が増し、より多くの人を楽しませる事が出来る。
業界では当たり前であっただろう事を、今更体感しています。
ノット!は市場では確かに大きな影響を持ち得なかったかもしれません。
ただ、作品の内容とキャスティングを絡める事で、少なくとも確実に受け手の心に刺さる作品たり得ました。
つぐみ、めめ、アーニャの三人のような関係性を、演じ手でも実現させたキャスティング。
演じ手の個性が出るようにいろんな仕掛けをした作品の作り方。
どれも、一つのアニメとしてとても魅力ある部分だったように思います。
ちょうどノット!のアニメ化の話は去年の今頃だった気がします。
まる一年、この作品、つぐみちゃんが、ちっすーが頑張る姿に元気をもらえた一年になりました。
アニメを通して、声優さんの活動を通して、一生懸命につくられたもの、一生懸命な人がこんなにポジティブな影響力があるのかとひしひしと感じています。
幸せな事に、ノット!は終わっても今はSHIROBAKOという作品でそれを感じられる。
僕の感情を込めまくった一人語りはまだまだ終わりそうにありません。
最後に大久保篤先生、ソウルイーターノット!今までお疲れ様でした。
素晴らしい作品をありがとうございます。