サッカー J1 28節 浦和 vs 甲府 | アラサー、サッカー、オタク。

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スコアレスでも、そこに選手達の気迫が見られれば、十分にサッカーは面白いって事を示してくれた試合でした。
浦和 0 - 0 甲府

サッカーを楽しむのに、それぞれのチームが置かれている立ち位置を少し把握するだけで、この試合はだいぶ楽しめたはず。

首位を行く浦和は2位のガンバと勝点4差。
降格争いに苦しむ甲府をホームで確実に叩いておきたい試合。

対する甲府は降格争いの中で、アウェイでも勝点3が欲しいような試合でした。

雨の中で行われた試合、前半は甲府が主導権を握ります。
守備の時は5バックに近い形で守りつつ、守から攻の切り替えが早く、何度かチャンスを迎えます。
しかし、攻撃に厚みが無く、ゴールは奪えません。
浦和は前節4失点したこともあり、慎重になっているようでした。
5バックで守備的になりつつも、虎視眈々と浦和ゴールを狙う策を用意してきた城福監督と選手たちの意図が明確に感じられて、甲府のチームとしてのまとまりを感じました。

後半は浦和がペースを握り返します。
パスが周りだし、甲府の守備陣のプレスが緩くなったからです。
槙野のシュートなどで甲府ゴールを脅かしますが、甲府ディフェンス陣が耐えてスコアレスのドロー。
結局、浦和は2位ガンバが敗れた事で勝ち点差を広げ、甲府は降格圏に落ちてしまいます。

サッカーの面白いところは、戦力差がそのまま結果に反映されないところにあります。
戦い方次第で自分たちよりも力が上のチームに戦いを挑む事が出来ます。
この試合、甲府は守備を固めつつ、前線からのプレスで浦和ゴールに迫りました。
ただ、中三日の試合だった事もあり、後半は守勢に回りましたが、チームとして明確な意図の元、今の戦力で浦和を倒そうという気概があったように感じます。
残念ながら途中でキリノがケガをしたり、チャンスを活かせなかったりしましたが、ただ守って終わらないだけの準備をしてきた事を示したと思います。

サッカーを楽しむ上で、互いのチームの状態、前節の結果を抑えるだけで、試合の背景が理解出来、試合をより楽しめるはず。

残り5節。
ぜひスタジアムで各チームの意図を感じながら観戦して欲しいです。

(´-`).。oO(ちなみにこの試合、注目して見ていたのは浦和の柏木くん。

代表は常に意識してるって発言があったので、首位を走るチームの頭脳としてどんなプレーを見せてくれるか期待していました。

この日は目立ったプレーは無く、代表に選ばれるような選手と比べるとインパクトだったり、存在感がまだまだ希薄なのかもしれません。

度々メンタルの弱さを指摘されている彼が、そこをどう克服してくれるのか、同じメンタルよわよわ人間として、応援したいと思います(^^;;