サッカー 元日本代表、奥大介さんの訃報に思うこと | アラサー、サッカー、オタク。

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身近なチームの中心選手の訃報に、いろいろと考えさせられました。


去年、奥様へのDVがニュースになったり、引退後の不安定な精神面が気がかりだった奥大介さん。

何故沖縄にいらしていたのか、その理由はわかりませんが、以前のようにお元気で過ごされていたのでしょうか。

「元日本代表」

その肩書きだけで、引退後の生活は安定するのでは無いかと勝手に想像していました。
現役時代、素晴らしいテクニックでファンを魅了したその経験は間違いなく次の世代の力になるものだったと思います。

しかし、そうはならなかった。

むしろ、DVなどの精神面の不安定さを世間に露呈してしまうなど、引退後が充実してたとは思えません。
それが個人の資質だったと言ってしまえばそれまでですが、引退後のキャリアをどうしていくか、リーグとしてあらためて考えてみてもいい機会なのかもしれません。

スポーツ選手の寿命はせいぜい30代まで。
結果が全ての世界では、それよりも早く引退をしなければならない選手が大勢いると聞きます。
そんな彼らの受け皿はどうなのか、引退後に解説者やトップのレベルで指導者が出来るのは一握り。
サッカー選手がより魅了的な職業になるには、そういったところの整備もまだまだ必要なんじゃないかと、今回の奥さんのニュースを聞いて感じました。

華々しいステージから離れて、その後の意識の切り替えや、安定した生活の実現。
それがどれだけリーグが組織として確立出来ているのか、といったところにも興味があります。

プロとして結果を残すことは並大抵の努力では出来ません。
怪我など様々な理由で活躍出来ない選手もいるでしょう。
そういった選手が困った時に頼りになる何かがあってくれるようなサッカー界であって欲しいし、そうなっているのかが気になりました。

サッカー界に小さく関わる一員として、今回のニュースから受けた気になるところに対して、何か出来ないか考えてみたいと思います。