いい意味で童心に返り、自分が何にわくわく出来るのか。
漫画の巧みな構成と言葉たちに胸が躍ります。
人は大人になると幼い頃に思い描いたものとのギャップに苦しむ時があると思います。
そんな僕の苦しさをわくわくに昇華してくれるのが、六太です。
僕と同じように苦しみ、そこから這い上がろうとする姿は僕に元気と勇気をくれます。
今作でも弟との対比で不遇に苦しみますが、そんな時どんな風に日々を生きればいいのか、僕に示してくれた気がしています。
人は決して強くない、でも辛くても前を向くことで得られるものがあるはずだって六太は僕に教えてくれます。
この素晴らしい作品に出会えた事は本当に僕にとってかけがえのないものです。
全国の苦しむ兄、必見です笑