前回はその時の自分の感覚のまま。
今回は物語の展開を知った上で、前回感じた自分の感覚を確かめる作業。
その中で一番大きかったのは、大切な人と情報を共有するか否かって問題でした。
僕は「夫婦なのだから、苦しい事は共有して分かち合うべきだ」と決めつけていました。
ところが、この舞台ではお互いの気持ちがすれ違う場面が見られます。
なんで?どうして?愛し合えて無いんじゃ無いか?
そんな気持ちでいっぱいでした。
でも、舞台を通して教えられたのは教えない事、相手を思うが故に情報を伝えない事の優しさでした。
自分の苦しみを大切な人には経験して欲しく無いという、至極当たり前の感情でした。
そんな感情に触れて、人の間で生きる中で、自分がまだまだ子どもだと感じた瞬間。
大切な人をつくろうとする事、大切な人と触れ合う事、これをもっと自分の中で増やさなきゃなぁって、つくづく。
はぁ、ひとりぼっちで胸が痛いw