今日はたまゆら もあぐれっしぶ 四巻について。
「理想郷のように描かれるピュアな世界にこんなにも胸を打たれるものか」
四巻には主に主人公の沢渡楓こと、ふうちゃんと三次ちひろちゃんの友情が描かれているのですが…
たまゆらは、これでもかというほど作品全体が人の暖かさに包まれていて、それだけでも涙腺を刺激してくれます。
そして今回のふうちゃんとちひろちゃんの再開は言葉のひとつひとつに互いを思いやる気持ちが詰まっていて、涙無しには見られない作品になっています。
何かに向かって一歩ずつ努力することの美しさが、もあぐれっしぶになってから描かれる場面がたくさんありましたが、今回のように既に過ぎ去った時間を懐かしく感じる瞬間もまた、いいものだなぁと。
日々の生活に疲れ、心が乾燥してしまい、人と人との温もりを思い出したい時に、改めて見直したい作品です。
↓たまもあ 四巻のジャケ。ちひろちゃんは今回も天使でした。