もう恐くない仁王像 |  ◆ R I N G O * H A N

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歌うパステル画家5*SEASON鈴御はんの蒼いブログショー

穴太寺(あなおうじ) 仁王門にて。
◆ cinemazoo-仁王様の御足
仁王様の御足。
肉感的で なんだか福々しい。
奥の御足は扁平でこれも憎めない。


お正月に帰省した折、
久々に穴太寺へ行った。
ここは子どもの頃の遊び場だったところ。

遊びほうけて、日がとっぷり暮れてしまった時など、
門の仁王様が恐くて仕方がなかったっけ。
「こらっ!いつまで遊んでるねん!」
怒鳴られてる気がしたけれど、
今見ると、なんともユーモラス。
ん~。こんなんやったかな…?

こちら、阿形像。
◆ cinemazoo-あ

特筆すべきはこちら
◆ cinemazoo-うん
吽形像。
うーん。乳輪がすごい!
しかも肩にはプロテクターか?


子どもの頃に大河に思えた川が
大人になって見ると小川にも満たなくて愕然、
この感覚と似てる。
いやいや、まことに恐ろしいものは、
目には見えない、これを知ったせいか。
それは同時に もっとも美しいものも
目には見えない、ということも含む。

穴太寺の思い出といえば、
学校の図画の授業で、
なんども課題になったことがあり、
私はいつもいつも多宝塔を描いたもの。
それを懐かしんで描いたのがこの絵で、
10年ぐらい前のものでしょうか。
あの頃は東京暮らしで望郷の念が強かった。
奈良へ引っ越した今、改めて多宝塔を描いたなら、
また違った一枚になると思ってる。

さてさて、穴太寺には珍しい仏様がございます。
なんと、お布団に寝転んでいらっしゃる。
穴太寺を拝観なさる際はぜひ!
写真がこちらにございます。
といっても、私は見たことがないのですが。
お盆に帰ったときの楽しみにしておこうっと。


クローバー 穴太寺ガイド

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