![◆ cinemazoo-彼方へ!](https://stat.ameba.jp/user_images/20100617/20/ko-mainu/37/ce/j/t02200293_0465062010596015701.jpg?caw=800)
このイメージ↑が訴えるのは「彼方へ!」でしょうか。
実物は“黄金色”ですよ。
登大路をトコトコ歩いて奈良国立博物館へ。
なぜか、若草山方面へ向かう時、
どんなに時間がなくても、
ゆっくりと歩いて行きたくなる。
炎天下の今日も、やはり歩きでした。
評判の『大遣唐使展』を観に行った。
鳥肌がたった。
息をのんだ、そう言った方がいいかも。
よくぞ、これほどの響宴が実現したものです。
「奈良に呼ばれているような気がする」
得体の知れない思いに駆られ、
奈良暮らしを始めて一年余り。
遷都1300年を迎えた古都に暮らす我が身を
心の底から恵まれている、そう感じた。
「命をかけても伝えたかった」
“小舟”で大海を超え、
唐の国を目指した先人の
心の形を観ることができる『大遣唐使展』。
遣唐使300年の歴史を観て歩くうちに、
目頭と胸の内がじんわり熱くなった。
「五想庵」のお客さまから、
本展の素晴らしさを たっぷり聞いていましたが、
いやぁ百聞は一見にしかず、です。
本展を観るために、わざわざ遠方から
奈良へお越しくださる方の気持ちが、
よーく分かりました。
中には飛行機でお越しの方もいらっしゃいましたが、
その価値は充分にありますね。
![◆ cinemazoo-立像2](https://stat.ameba.jp/user_images/20100617/20/ko-mainu/0d/c9/j/t02200165_0620046510596015705.jpg?caw=800)
『夢の響宴』のうちの、ひとつ。
![◆ cinemazoo-立像1](https://stat.ameba.jp/user_images/20100617/20/ko-mainu/d3/11/j/t02200165_0620046510596015702.jpg?caw=800)
奈良、薬師寺から。
![◆ cinemazoo-二像](https://stat.ameba.jp/user_images/20100617/20/ko-mainu/1f/cd/j/t02200165_0800060010596015700.jpg?caw=800)
米国、ペンシルバニア大学博物館から。
二体の立像に、ぜひ見下ろされてみて。
そして、横からも、後ろからも観てみましょう。
特筆すべきは、本展では個人所蔵の
貴重な品々も展示なさっていることでしょう。
実は私、展覧会を観に行こうと家を出たときは、
“命からがら”でした。
と言っても、遣唐使に比べれば、
小さな小さな“からがら”です、
でも私的には 荒波である「締め切り」に迫られていました。
そういうこともあって、
先人が命を賭けて残してくれた奇跡に、
このうえない感銘を受けたのです。
会期が20日まで、と迫っておりますが、
『大遣唐使展』はおススメです。
私たちの祖先が「命をかけて伝えたかったもの」
それは文明というより、むしろ、
「人生は素晴らしい!」ではないかな。
生きるって楽しいことばかりじゃない、
辛いことが たっぷりある。
けれど捨てたもんじゃない。
今一度、想ったのでした。
![クローバー](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/054.gif)
20日まで開催中! 明日の金曜日は夜7時まで。
通常の5時閉館は早過ぎる~。
暑さ35ミリの図録は¥2500とお得です。
でも重たいよ! iPadが欲しくなる。
![クローバー](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/054.gif)
「しくるTシャツ」登場です。ぜひ♪
![5*](https://emoji.ameba.jp/img/user/ko/ko-mainu/1291164.gif)
5*SEASONギャラリー「五想庵」のご案内
近鉄奈良駅から徒歩7分 JR奈良駅から徒歩13分
土日祝オープン 11:00~18:00
![やぎ座](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/221.gif)
『つぶやきの動物園』TSUBUYAKI ZOO
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