ブランコの上の「言の葉」
「よつばカフェ」さんで開催中の、
野村修二さんによる『うと。うと』展「地図」を観てきました。
古民家を改造した「よつばカフェ」さんの
細く急な階段をあがると、2階で迎えてくれたのは・・・
野村さんが制作なさった不思議なオブジェ。
どこかの森? それとも野村さんが描くユートピア?
万華鏡が3つ置いてあったので、
それを持ちオブジェを覗いてみる。
「現実よ、さようなら」、こんな視界。
壁面には茶色でペイントされたダンボールが貼ってあり、
ところどころに野村さんの「言の葉」が見えかくれ。
床には「言の葉」を載せたブランコがふたつ。
作家の心の「地図」を歩いているみたい。
野村さんがお作りになった「地図マグネット」。
壁の一面にペタペタ貼って遊べる。
野村さんの奥様が「これで地図を作ってね」
と言ってくださったので・・・
作ってみた。
『私の地図』
地図というか、人のようなもの。
野村さんは毎年「よつばカフェ」さんで、
この時期に作品展をなさっていて、
今回の『地図』展は7回目。
過去の個展で野村さんは「街アート」を制作、
ならまちでは野村作品がそこかしこに見られます。
バス停の形の看板、見かけたことがありませんか?
野村さんのお店「うと。うと」前や、
「よつばカフェ」さんの前、椿井市場の前。
6名の作家による「ねこ型看板」が、ならまちに登場。
野村さんによる「ならまち作品地図」↑。
「五想庵」にも貼ってあります。
地図アップ。
「五想庵」の前にも『ねこ看板』あり。
私が描いた看板は「こたろう」さん前です。
くわしくはこちら。
野村さんの空間で他者が遊び、手を入れることで、
「過去」は「今」に変わり「生」が生まれる。
地図とは不変のものではなく、
けして完成することはない。
刻々と変化する地図は
常に揺れ続ける人の心模様にも似て…。
『地図』展は観賞するというより、体感する空間。
楽しい楽しいひとときが過ごせます。
この場で、一緒になったお客さまの中に、
小学生のお子さんがいらっしゃる女性がいらして、
「あ~子どもも連れて来たら良かった!」
と悔やまれてましたが、子どもさんに限らず、
大人も子どもみたいに遊んでしまえるのです。
あのお母さまも実に楽しそうでした。
人気のカフェ「よつばカフェ」さんが会場なのも嬉しい。
『キャラメルみかんパフェ』¥450
ミニサイズのパフェは、シャリシャリのアイスと
キャラメルソースの相性バツグン。美味です♪
野村さんのお店「うと。うと」さんが奈良経済新聞に掲載!
奈良町の個室田舎料理店「うと。うと」、
人気に-昼夜各1組の完全予約制
よつばカフェ
野村さんの作品展『地図』の会場です。
野村修司 うと。うと展『地図』開催中~11/16まで。
11/13(金)18:00から『詩の朗読』イベント開催! こちらをどうぞ
5*SEASONギャラリー「五想庵」のご案内
「よつばカフェ」へは徒歩6分ぐらいです。
近鉄奈良駅から徒歩7分 JR奈良駅から徒歩13分
OPEN 11:00~18:00 土日祝のみオープン
5*SEASON's Home
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