『奈良町資料館』の入り口。
おおきな身代わり猿さんが!
資料館出口には身代わり猿さんの頒布所があります。
私は数日前、2ついただいて玄関に吊るしてたけど、
ちょっと地味なので、今日 もうひとつ小さい子をいただきました。
「ならまち」はまだシーズンオフ、
散策する人もまばら。
でも、しっぽりと「ならまち風情」を味わうには、
この季節がいいのかもしれない。町の本質が垣間みれるので。
曇り空の日曜日、
土日祝しか開いていない『奈良町資料館』へ行ってみた。
ここは私設資料館で入場は無料、
吉祥天女さまがいらっしゃるので『吉祥堂』とも呼ばれる。
入り口においでになる吉祥天女さまにお参り。
徳のある柔らかいお顔に、見とれることしばし。
つづいて、とげぬき観音さまにご挨拶。
御賽銭として100円を納めると、
もったいなくも御身体に触れさせていただけるという。
ちゃりん~☆
観音さまは、私とほぼ同じぐらいの御身丈。
とっさに観音さまの右手にふれ、次にお顔を。
額、頬、口元。
あれ? 不思議! 観音さまのお顔が変わった!
笑ってらっしゃる!
さらに私の右手は観音さまの首、お腹、
最後にまた右手を絡ませた。
まだ、笑ってらっしゃる…!
次の人が待っておられたので、すぐ場を後にしたけど、
観音さまのお顔の変化に心臓がバクバクしてた。
後で知ったけど、
病を持つ者が観音さまの御身体にふれると治癒する、
そんな言い伝えがあるそうな。
その際、悪い部分と同じところを触るのが良いらしい。
私はとっさに右手を触らせていただいたってことは…
やっぱ右手がまだ思うように動かないから、
自然にそうなったのかな。んじゃ、
その後に御顔を触れたってことは、どうなんだ?
私って「顔が悪い」のか…?うーん。
中へ入ると身代わり猿さんの言い伝えや、
お役目を果たして戻ってきた身代わり猿さんが、
わりに無造作に並んでいたり、
日本で一番大きな陶器皿(ほんとにデカイ。1m以上)や、
江戸時代からの道具が展示されている。
さらに、なぜここにこのような展示が?と
疑問に思いつつも面白く観たのが、
歴代の文豪たちの生原稿。
達筆だなぁと関心したのが樋口一葉、川端康成、三島由紀夫。
中にはあまりに細く小さな字で驚いた御方も。
誰だったけ、忘れた…。また観に行こうっと…。
よく当たるという身代わり猿さんのおみくじを引いたら、
よっ! 大吉! やりたいことができるとな!
元旦の春日大社でも大吉だったし、
縁起が良いぞー!
月が変わって2月。気合い、気合い。
奈良町資料館 入館無料/土日祝のみ開館
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